ICMMA2021 受賞式(Zoomにて実施)
総合数理学部現象数理学科4年の後藤大尭さん(池田幸太研究室)が、ICMMA 2021(International Conference on Mathematical Modeling and Applications)“Emergence of Cooperation and Organization in Groups of Animals and Non-living Objects(生物及び無生物の集団における協調と組織化の創発)”にて、Best Poster Award(ベストポスター賞)を受賞しました。
ICMMAは明治大学先端数理科学インスティチュート現象数理学研究拠点主催の国際会議で、Best Poster Award はICMMA で行われたポスター形式の研究発表の中で、研究内容・発表共に優れている者を表彰する賞です。
後藤さんの研究は、都市形成メカニズムを明らかにすることを目的とし、アクティブブラウン粒子を用いて、労働者の移動をミクロレベルの数理モデルで表現しました。この数理モデルにより労働者の凝集が再現されたため、都市形成を表現できたと言えます。また、様々な現象で観測されるジップの法則、経済学で提唱されているオークンの法則が共に再現可能であることが示されました。