2022年9月1日~3日に福知山公立大学で開催された情報処理学会 EC2022(第20回エンタテインメントコンピューティング)において、先端メディアサイエンス学科3年の小野達也さんと宮下芳明教授が「味加減:協力して味を増減させることによる味当てゲームの提案」と題した発表を行い、グッドデモンストレーション賞を受賞しました。
これは、噴霧混合型の味ディスプレイTTTV用の味覚ゲームコンテンツで、協力プレイによる味当てゲームになっています。
小野達也,宮下芳明.味加減:協力して味を増減させることによる味当てゲームの提案,エンタテインメントコンピューティング2022論文集,Vol.2022,pp.222-225,2022.
概要: 本稿では、噴霧混合型の味ディスプレイを用い、3名が協力してプレイするビデオゲームを試作した。目標となる味からずれてしまった味を、味覚を頼りに修正していくが、基本五味のうち1味しか選択・操作できない。また1ターン目は味の加算のみ、2ターン目は味の減算のみという制約がある。目標となる味と最終的に出来上がった味の差に基づくスコアを2チームが競い、メンバーの貢献度も算出・可視化される。