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研究・知財戦略機構

JSTの創発的研究支援事業に新屋良治准教授、瀬戸義哉准教授が採択されました

2021年12月15日
明治大学 研究・知財戦略機構

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の創発的研究支援事業に、本学農学部の新屋良治専任准教授、瀬戸義哉専任准教授、2名の研究課題が採択されました。

【事業の目的・概要】
 
本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援するものです。また、創発を促進するため、支援期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指します。

【採択課題について】
新屋良治(農学部農学科、専任准教授)
 
課題名: 「線虫化学コミュニケーションの理解と寄生線虫防除への応用」
 
内 容: 本研究では、植物寄生線虫の行動を制御する化学コミュニケーション分子と、それらを受容する分子神経基盤を理解し、環境負荷の低い、新しい植物寄生線虫防除技術を開発することを目指します。

瀬戸義哉(農学部農芸化学科、専任准教授)
 
課題名: 「植物病原菌が生産するストリゴラクトン様活性分子の探索」
 
内 容: 本研究では、植物ホルモン、かつ根圏におけるシグナル分子としても機能するストリゴラクトンに着目し、本分子と同様の生理活性を有する分子を植物病原菌代謝物から見出すことを目指します。

【関連情報】
 
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST): http://www.jst.go.jp/
 
創発的支援事業: https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/sel21.html