先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻博士前期課程2年の楊力懿さん（菊池浩明研究室）が10月31日に岡山コンベンションセンターで行われた情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会においてCSS2025学生論文賞を受賞しました。
この賞は論文集に掲載された論文のうち，講演者が学生の論文を審査対象とし、新規性、信頼性、実用性を兼ね備え、当該分野で重要性を認められた優秀論文の著者を表彰します。
第28回コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS 2025)にて，「顔画像ディープフェイクを防御するブラックボックス型敵対的ランドマーク撹乱」と題する論文がCSS2025学生論文賞を受賞しました。この研究では，被害者の顔画像を元にしたディープフェイクをAIで合成される脅威を防止するため、新しいブラックボックス型の敵対的撹乱方式を提案しました。これにより、偽画像による被害を削減し、利用者のプライバシーを強化することが期待されています。
