2025年12月03日〜12月05日に定山渓ビューホテル（北海道）で開催された第33回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ（WISS 2025）において、先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻 博士前期課程2年の吉本健義さん、大友千宙さん、宮下芳明教授らの「OpticDesigner：多様な光学レンズ効果をカスタマイズ可能な3Dプリントレンズフィルターデザインシステム」が対話発表賞（一般）を受賞しました。
対話発表賞とは、参加者投票に基づき、デモ発表で優秀な研究発表に授与される賞です。
本研究は、ユーザが求める効果に応じて形状をカスタマイズできるレンズフィルターデザインシステム「OpticDesigner」を提案し、複数の光学レンズ効果の統合や強度、適用範囲の制御を可能にした研究です。光造形方式3Dプリンタで造形し、スピンコーティング法による後処理を加えることで、撮影用レンズフィルターとして利用可能な水準の造形品質を実現しました。
デモンストレーションでは「3Dプリントレンズフィルター」の展示や撮影体験デモを行い、好評を博しました。
