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国際関係法コース ドイツ法

担当教員が語る授業のポイントと受験生へのメッセージ

ドイツ法 中野 万葉子 教授

 ドイツ法は、フランス法と並び、日本の近代法形成に決定的な影響を与えた「母法」の一つです。とりわけドイツ民法典(BGB)は、権利概念を中核とするパンデクテン体系を採用し、日本民法の構造理解に深く関わっています。その背景には、ローマ法の継受やパンデクテン法学の展開といった長い法史的蓄積があります。講義では、こうした体系的特徴に加え、ドイツ法の歴史的展開やヨーロッパにおける位置づけも踏まえつつ、その理解を深めることを通じて、日本法の理解を一層深化させることを目指します。あわせて、ドイツの法文化や法曹養成制度にも目を向け、法の背後にある社会的・歴史的基盤についても考察します。学生の皆さんには、法を多角的に捉え、自ら問いを立てて考える姿勢を身につけてほしいと考えています。