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【受験生】【法学部生】松尾俊輔専任講師が寄稿した『ウルグアイを知るための60章』(明石書店)が出版されました!

2022年08月24日
明治大学 法学部

 2022年7月、松尾俊輔専任講師が寄稿した『ウルグアイを知るための60章』(明石書店)が出版されました。

【内容紹介】
サッカー強豪国、牛肉の産地としても知られる南米の国ウルグアイ。
1980~90年代には多国間交渉ウルグアイ・ラウンドの舞台になり、近年は「世界一貧しい大統領」が話題を呼んだ。
諸分野の専門家が結集し、国の全体像を提示する初めてのウルグアイ入門書。
URL(https://www.akashi.co.jp/book/b609922.html

【読者層】
一般向け

【おすすめポイント】
数年前、ある南米の小国の大統領が「世界で一番貧しい大統領」として日本のマスメディアでもてはやされたことを記憶している人は多いと思います。ホセ・ムヒカというその大統領の名前に聞き覚えがある人もいるでしょう。ですが、彼が何という国の大統領だったか、覚えている人は少ないかもしれません。
ウルグアイは、アルゼンチンとブラジルという南米の二大国に挟まれた人口350万人の小さな国ですが、とかく政情不安や経済危機ばかりが取りざたされがちな中南米にあって、安定した民主主義と強固な法の支配の伝統を誇る国として知られます。あるいは、サッカーが好きな人であれば、この国が1930年の第一回ワールドカップを開催し優勝した国であること、そして今でも数多くの世界的名選手を輩出する強豪であることもご存じでしょう。
本書は、このウルグアイという国について、政治・経済・社会・文化の様々な側面から解説した日本語では初めての書籍です。本書を通じて、日本語環境ではこれまで情報が極めて限られていたこの興味深い国への理解が少しでも深まることを願ってやみません。
なお、松尾専任講師は歴史関係の章を中心に、60章のうち12の章を執筆しています。