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総合数理学部

柴﨑礼士郎准教授が日本英語学会にて「2014年度EL論文賞」を受賞

2015年04月01日
明治大学

明治大学総合数理学部 柴﨑礼士郎准教授が、日本英語学会より「2014年度EL論文賞」を受賞しました。
授賞式は2015年11月の全国大会(関西外国語大学)にて行われます。

日本英語学会には同学会の査読付き国際ジャーナルEnglish Linguisticsがあります。
EL論文賞は、その年度に掲載された論文のうち優秀と認められたものの中から、更なる審査を経て評価された論文に対して贈られる賞です。

論文内容は、口語表現として使用されるthe point isの歴史的発生経緯を分析したものであり、
形態統語的変化と拡張にともない、談話機能にも多様性が見受けられること、アメリカ英語から他の英語諸語への伝播の可能性、他言語における対応表現との関係へも言及したものです。
構文理論および文法化理論を援用しつつも、通時的且つ共時的データに基づく理論の再考を示唆した点が評価され同賞を受賞しました。


日本英語学会
elsj.kaitakusha.co.jp/01.html