明治大学総合数理学部 柴﨑礼士郎准教授が、日本英語学会より「日本英語学会賞（論文）」を11月21日（土）関西外国語大学で受賞しました。
日本英語学会のジャーナルEnglish Linguisticsに2014年に掲載された論文が「EL論文賞」を受賞しました。その後、言語学関連分野において国際的に権威ある出版社（John BenjaminsおよびMouton）から近年刊行された5編の単著論文が評価され、2015年度の「日本英語学会賞（論文）」を受賞しました。
6編の論文に共通するのは、現代英語における定型表現の歴史的発達を、史的資料に基づく文献学的調査および大規模コーパスに基づく量的考察の両面から取り組んだ点です。データ一つ一つを談話レヴェルで分析し、構文理論および文法化理論に基づく調査結果を提示しており、通時的且つ通言語的に、データと理論の融合を目指した分析が評価されたものです。
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