学術総合センター内一橋記念講堂にて開催された「インタラクション2025」において、総合数理学部先端メディアサイエンス学科・先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻(渡邊恵太研究室)の西郷利基さん(学部3年)、森本浩輔さん(博士前期課程1年)、渡邊恵太教授が「Pen Shadow Haptics:ペンの影による疑似触覚提示システム」を発表し、インタラクティブ発表賞(一般投票)を受賞しました。また、プログラム委員会によるスクリーニングによって「プレミアム発表」にも選出されています。
Pen Shadow Hapticsは、ディスプレイにペンのバーチャルな影を表示し、ペンの影がまるで凹凸があるかのように変形することで、実際に凹凸に触れているかのような触覚を与えます。 体験者はペンの影という視覚的な情報だけで、疑似的な触覚を感じることができます。他にもペンの影がびよんびよんとたわんだり、ぶよぶよと波打ったりして、疑似触覚を与えるシステムを提案しました。
【論文情報】
西郷利基, 森本浩輔, 渡邊恵太. Pen Shadow Haptics: ペンの影による疑似触覚提示システム.