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総合数理学部

【総合数理学部】吉川大智さん(ネットワークデザイン学科4年)が2025年電気学会電力・エネルギー部門大会でYPC優秀発表賞を受賞

2025年09月26日
明治大学 総合数理学部

総合数理学部ネットワークデザイン学科4年(福山良和研)の吉川大智さんが、2025年電気学会電力・エネルギー部門大会(2025年9月18日、琉球大学)でYPC優秀発表賞を受賞しました。
この賞は29歳以下の方による優れたポスター発表に対し授与されます。

吉川・福山・吉田・大井・神通川:「配電系統状態推定に用いる次世代スマートメータの最適電圧測定箇所の選定」電気学会電力・エネルギー部門大会 P30 2025年9月
現行スマートメータ(以下SM)は、2025年より次世代SMへの交換が始まる。次世代SMは、現行のSMで得られる測定データに加え、電圧の5分値データの取得が可能となり、このデータを利用した配電系統状態推定の精度向上が期待される。しかし、通信制約により5分値が取得可能な次世代SMは全設置数の3%程度となるため、状態推定の精度を最大化する次世代SMの測定箇所を選定が必要となる。
本論文では、複数の次世代SMの電圧測定箇所の選定問題に対して、代表的なメタヒューリスティック手法であるタブーサーチを適用する手法を提案する。IEEE69母線系統に対するシミュレーションで提案法と複数の次世代SMを利用することの有効性を確認した。