沼田 優子 専任教授 NUMATA Yuko, Professor

会社員として、日米の金融機関の経営戦略を研究してきた中で、答えは現場にあることを身をもって体験してきました。一方で、豊富な学術研究に先に目を通していれば、試行錯誤を避けられるのにと思うこともあります。米国では、一見、対極的な実務と学術の英知の融合が進んでいます。そうした海外の状況を垣間見ることが出来るのも、国際認証を得て、英語による授業も開講しているMBSならではないでしょうか。VUCA（Volatility, Uncertainty, Complexity, and Ambiguity)と言われる時代を生き抜く力を皆様と模索していければと思います。

東京大学経済学部卒、一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士後期課程修了、博士（経営）。野村総合研究所、NRIアメリカ、野村資本市場研究所、野村證券、明治大学国際日本学部、帝京平成大学を経て2023年より現職。いちよし証券社外取締役。日米の金融機関の経営戦略を研究。著書（共著）に『IFAとは何者か: アドバイザーとプラットフォーマーのすべて』金融財政事情研究会、2020等がある。