明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科(MBS)は、日本経済・社会の活力とダイナミズムの高揚のため、その担い手たる総合マネジメント力を備えたビジネス・プロフェッショナルの育成を目指し、そのための先進的、実践的な教育研究体制を組んでいます。ビジネススクールの国際認証(EFMD Accredited MBA)の取得により、その水準は国際水準に達していると評価されました。具体的には3つの分野の人材育成をターゲットにしています。
最初のターゲットは、ファミリービジネス経営者のための後継者育成及び関連するサポート人材の育成です。後継者候補は一芸に秀でていても、ジェネラルマネージャーでなければよい経営者にはなれません。すばらしい後継者育成を通じて、企業のサステナビリティや地域社会の発展に寄与できると考えています。
二つ目のターゲットは、新規事業の立上げを担う人材です。社会や企業に新しい活力をもたらす源泉でもあります。新しく企業を興す人材だけでなく、企業内での新規事業あるいは第二創業を担う人材を育成します。新規事業を立ち上げた人たちとのインタラクションを通じてより良い社会の実現を目指しています。
三つ目のターゲットは、意欲と潜在力を持った人材に対するキャリアアップ・チェンジの場の提供です。厳しい知識社会、競争社会にあって、個人の価値想像力の更なる向上と、その能力の発揮場所との再編成を促進します。このことは、国際的な考え方や文化的多様性が理解できる人材の育成でもあり、日本経済活性化の一つの鍵です。
MBSでは、マネジメント、マーケティング、アカウンティング・税務、ファイナンス・不動産、ビジネス・ローの5領域の科目を設置して、ジェネラルマネージャーへの道を設計しています。既存の企業を引き継ぐ、新しい事業を立ち上げる、既存企業の上級幹部になる、全てはジェネラルマネージャーの育成プログラムといってよいでしょう。さらに、グローバルな視点を持ちリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指し、英語のみでの履修・修了が可能となるよう英語科目の充実とともに海外のビジネススクールと連携したプログラムも提供しています。
我々MBSはビジネス・プロフェッショナルを育成する教育研究機関である一方、ビジネスを通して社会に変革をもたらすリーダーを養成することを目的に設立されています。学生・教職員だけでなく多くの修了生を含むMBSファミリーに参加して、様々な議論、相互研鑽を通して新しい思考を生み出す場に参加してみませんか?自らの成長を図り、より高いレベルにキャリアを進めたいと考えている皆様の入学を期待しています。