大野 雅人 専任教授 OHNO Masato, Professor

社会・経済の複雑化とグローバル化に伴い、税制は複雑化し、租税法の条文は難解なものとなっています。そのなかで、企業は、法令等の遵守（コンプライアンス）と租税負担の軽減とを同時に達成しなければならないという、難しい舵取りを求められます。会計事務所や事業会社で財務・税務に携わる方々にとって不可欠な、租税法の基本的な考え方と最新の知見の習得を目指します。

大阪大学法学部卒業後、国税庁に入庁。税務署長、国税局部長、在ニューヨーク総領事館領事、国税庁国際調査管理官、法務省民事局民事第一課長、国税庁国際業務課長、財務省大臣官房参事官等を歴任。ハーバード大学LL.M.（法学修士）。2011年から2019年3月まで筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授。2019年4月から現職。著書：『基本テキスト租税法』（同文館出版、2022、共著）、『移転価格税制のメカニズム』（中央経済社、2023、共著）等。

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