大塚 久美子 特別招聘教授 OTSUKA Kumiko, Guest Professor

「高度な知識を学んだものの、現実の経営のなかで活かせている気がしない・・・」「現実の経営で一番困っている問題は、学んだ知識の射程外にある気がする・・・」そんな声を聞くことがあります。
企業経営や事業承継において、専門的知識はどのように活用できるのか、また、現実の経営では避けることのできない人間関係や社内政治の問題は、どのように分析して、どのように解決すれば良いのか、といった問題を、戦略、チェンジマネジメント、コーポレートガバナンスの視点を持ちつつ、議論していきたいと思います。

桐箪笥の産地である埼玉・春日部生まれ。１歳の時に創業された大塚家具の店舗の隣の倉庫内の住居で幼児期を過ごし、以後、家業と家具に囲まれて育つ。
1991年 (株)富士銀行入社、融資業務、国際広報などを担当。
1994年 家業である(株)大塚家具に入社。1996年取締役就任。経営企画、広報、IR、教育研修、経理、商品開発などの責任者を務める。10年間で売上と社員数が３倍になる急成長期に、組織づくり、仕組みづくり、人材教育と育成の仕組みづくりを手がけた。
2004年 大塚家具を退社。2005年(株)クオリア・コンサルティング設立、代表取締役就任。
2009年3月(株)大塚家具代表取締役社長就任。就任6年目の2014年に約半年間社長職を離れるが、2015年1月代表取締役社長に再任。2020年12月退任。
同年、（株）クオリア・コンサルティング代表取締役社長に復帰。経営管理、教育研修、IR、ガバナンス、家具・家電を含む広義の住関連事業における新規事業、販路開拓のコンサルティング、事業提携・M&Aアドバイスを行う。
1991年一橋大学経済学部卒業、2012年筑波大学法科大学院修了、法務博士（専門職）。