MBA, Meiji Business School

MBA 明治大学ビジネススクール 社会人大学院

3月9日開催 第35回 企業活動と不動産基礎セミナー

開催期間:2018年03月09日
明治大学

明治大学ビジネススクール(MBS)では,複雑に進化していく日本の不動産ビジネスの最前線についての知識を共有し,不動産と影響し合う他のビジネス分野についての理解を深めるために,実業界と大学のコミュニケーションの場として,四半期毎に「企業活動と不動産基礎セミナー」を開催しています。

                   記
日   時  :  2018年3月9日(金) 18:30~21:00
会   場  :  明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン9階309A教室

 
テーマ1 
「事業承継に資する不動産有効活用 — 借地権・底地、共有不動産、老朽化収益不動産等の課題」 

講師:村木信爾 (明治大学ビジネススクール特任教授/大和不動産鑑定㈱) 
                                         
内容:相続、事業承継において不動産を活用することは税務対策として有効です。特に平成30年度から事業承継法制が拡充され、事業承継がやりやすくなるため、不動産の有効活用への注目度も高まると思われます。今回は、非常に基本的なテーマですが、特に、貸家の建設、流動性の低い借地権・底地、共有不動産、老朽化収益不動産等の活用等について、昨今のマーケット状況等を踏まえ、留意点などについて解説します。

テーマ2
「公的不動産(PRE)を取り巻く課題と取組」 
~地方自治体のアセットマネジメントと官民連携事業の取組事例~

講師:
松浦友哉先生 
  
有限責任監査法人トーマツ パブリックセクターアドバイザリー マネジャー
  (公認会計士、不動産カウンセラー、地方監査会計技能士)
 
内容: 地方自治体において公共施設等総合管理計画の策定と新地方公会計の導入が完了し、自治体のアセットと財政状況に関する見える化が進んできたことにより、その課題も明らかになってきました。課題の解決に向けて今後地方自治体が実施する取組について、アセットマネジメントと官民連携事業の観点から国の当該取組に対する支援の内容を含めて事例を交えて紹介していただきます。
  

セミナー申込 : 申込フォーム(←クリック)よりお申し込みください。

         ※ 無料ですが,受付でお名刺を一枚頂戴致します。
      
 

 セミナー終了後、大学の近くで講師の先生を交えセミナー参加者の懇親会を行いま す。こちらも時間の許すかたはご遠慮なく是非ご参加ください(会費制4000円程度)。

(過去のテーマ)

 現在まで、CRE戦略の他、企業における財務、人材育成、M&A、立地戦略、アウトソーシング、事業承継と税、IFRS、商業施設、物流施設、老人ホーム、病院などの 「事業用不動産」、「バブルのメカニズムと前兆」、「不動産鑑定評価基準の改正」、「ファシリティマネジメント」「土壌汚染」「健康・医療・福祉のまちづくり」、「中国大陸の土地法・税制度」、「家族信託」、「不動産景気循環」「米国の不動産流通システムの動向」、「不動産と地盤・自然災害リスク情報提供の現状』、「シンガポールの不動産と不動産教育」「ホテル旅館品質認証制度」、「激変するマンション市場」、「賃貸・分譲住宅の価格分析法の考え方と実際」、「マンションの終活~その現状と課題~」、、「不動産テックの動向と展望」、「家賃と空室に関するモデリングと実証分析」、「オフィスビル評価の精緻化」等様々なテーマを取り上げてきました。
 前回は、株式会社ニッセイ基礎研究所 上席研究員 百嶋 徹様より、「CRE戦略の企業経営における在り方」、ジョーンズ ラング ラサール株式会社 執行役員佐藤俊朗様より「働き方はCRE戦略で変えられるのか?」と題してご講演いただきました。