森啓之教授が、2025年3月6日(木)に早稲田大学理工学部63号館で行われた電力技術懇談会にて田村記念功績賞を受賞しました。
この賞は米国IEEE(米国電気電子学会)PES(電力エネルギー部門)やCIGRE(国際大電力システム会議)のC2系統運用と制御)において日本の代表的研究者として精力的に活躍し、62歳で急逝した早稲田大学理工学部電気工学科の田村康男教授(電気学会元副会長, IEEE Fellow)を称えて作られ、研究業績について国や電気学会等の学会から褒賞を受けた場合に、研究者らへ授与されます。
森啓之教授が電気学会から令和6年度の業績賞を受けたことに対して受賞しました。電気学会業績賞は「長年にわたり、電気学術または技術の発展に貢献した者」あるいは「長年にわたり、電気学会の発展に貢献した者」が受賞候補者の条件となります。同教授は前者の受賞候補者に該当し、電力システム工学において新技術を開発し、電力システム研究分野においてリーダーシップを長年取ってきました。人工知能の新技術開発としてニューラルネットワーク、深層ニューラルネットワーク、進化的計算、ファジィ推論、データマイニングなどを利用し、送電システムや配電システムの運用、計画、制御などの非線形システムの予測や最適化を解決してきました。その結果、総計77編の電気学会論文誌発表をしたことを高く評価され、今回、受賞に至りました。