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Windows アプリ(WinAuth)の設定

目次
WinAuthというアプリを用いて、Windowsパソコンで多要素認証を行うことができます。
以下の作業を行う場合は、学内ネットワーク(MIND)につながったパソコンで実施してください。なお、VPN接続したパソコンであれば学外からでも実施可能です。

【準備するもの】
・パソコン(Windows)

【作業を始める前に】
・自宅等の学外から設定を行う場合は、手順の途中で最大30分ほど待つ箇所があります。時間に余裕のある時に行ってください。
 学内から実施する場合はすぐに設定を行うことができます。
「Meiji Mailアカウント」と「Meiji ID」の多要素認証の設定は共有しています。
 「Meiji Mailアカウント」で行った多要素認証の設定は、即時、「Meiji ID」にも反映されます。(逆も同様)

・「3.アプリ(WinAuth)の登録」の最後の手順まで完了していないアカウントは、毎日AM5:20(日本時間)に自動的に多要素認証「無効」の状態にリセットされます。この時間帯近辺は避けて作業をしてください。 リセットされた後に再度設定を行う場合は、「2.多要素認証の有効化」から実施してください。

1.アプリ(WinAuth)のインストール

(1) WinAuthをダウンロードします。

下記URLにアクセスし、WinAuthをダウンロードします。

 https://winauth.github.io/winauth/download.html




(2) zipファイルを解凍し、「WinAuth.exe」を任意のフォルダへ置きます。

2.多要素認証の有効化

(1) 以下のリンクをクリックして、学生番号・教職員番号とパスワードを入力しログインしてください。

> パスワード変更・メール送信者名変更ツール
  ※パスワード変更画面が表示されますがパスワード変更する必要はありません。

(2) 左部のメニューから「MeijiMail多要素認証利用設定」をクリックしてください。

(3) 「多要素認証を利用する」の「有効」を選択し、「保存」ボタンをクリックしてください。  

(4) 確認のメッセージが出るので「OK」をクリックしてください。  

(5) 「メンテナンス処理が完了しました。」のメッセージが出たら「OK」をクリックしてください。

(6) 画面右上の「ログアウト」で終了してください。

3.アプリ(WinAuth)の登録

【学外(自宅等)から設定をしている方へ】
・学外から多要素認証の設定を行っている場合は、本章「3.アプリ(WinAuth)の登録」以降の作業を行うまで、30分ほどお待ちください。
 これは、マイクロソフト社の仕様により、設定がクラウドサービス側に反映されるまで30分程度要するためです。
・なお、VPN接続したパソコンであればMINDに接続した状態と同等となるため、すぐに次の手順を開始できます。
 しかし初めてVPN接続をする場合はその設定にも時間を要するため、他にVPN接続を利用する予定がなければ30分程度待つことを推奨します。

【学内(MIND)から設定している方へ】
・学内から多要素認証の設定を行っている場合は、本章以降の作業をすぐに行うことができます。

(1) パソコンで https://aka.ms/mfasetup/ へアクセスします。

> https://aka.ms/mfasetup/

MeijiMailのメールアドレス(または「Meiji ID」)とパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
すでにMeijiMailにサインイン中であれば、一度サインアウトしてからアクセスしなおして下さい。

【自身のメールアドレスがわからない場合】
 学生の方の自身のMeijiMailのメールアドレスは、Oh-o!Meijiログイン後のポータル画面で参照できます。

(2) 「詳細情報が必要」の画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。

※「詳細情報が必要」の画面が表示されない場合や「現時点ではこれにはアクセスできません」と表示される場合、多要素認証がまだ有効になってません。少し時間をおいて(最大30分程度)「3.アプリ(WinAuth)の登録」をお試しください。

(3) 「最初にアプリを取得します」の画面が表示されますので、「別の認証アプリを使用します」をクリックします。   

(4) 「アカウントのセットアップ」の画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。

(5) QRコードが表示された画面になりますので、「画像をスキャンできませんか?」をクリックします。

(6) 画面が次のように変わります。

この画面に表示されている「QRコード」「秘密鍵」を以下のいずれかの方法で保存してください。
  ・画面をスクリーンショットして保存する。
  ・画面を印刷しておく。
保存しておくことにより、何らかの理由でWinAuthの情報が消えてしまい再設定が必要な時や、別のPC用に追加設定する際に、このQRコードを読み取るか秘密鍵を入力するだけで設定が完了します。
  (上記手順を最初からやり直す必要はありません)

【注意】保存した情報はくれぐれも他人に知られないようにして下さい。

(7) WinAuth.exeを起動し、「Add」ボタンをクリックします。



ここからは一時的に、WindowsPCのWinAuthアプリでの設定作業になります。 WinAuth.exeを起動し、「Add」ボタンをクリックします。

(8) 表示されたメニューからMicrosoftを選択します。

(9) 認証情報を設定します。

① 「Name」欄に、MeijiMail, Meiji IDなど任意の名前を入力します。
② 手順(6)で保存しておいた「秘密鍵」を入力します。文字間の空白は削除して下さい。
③ 「Verify Authenticator」をクリックします。

(10) 下に認証コードの数字が表示されます。

数字の下では緑色のバーが徐々に右に向かって進み、端まで行くと数字が新しくなります。 「OK」をクリックします。

(11) WinAuthのセキュリティの設定をします。

(a) 「Protect with my own password」関連の項目は、WinAuth.exeを起動するときにパスワードを入力するかどうかを設定します。
  そのPCを自分しか使用しないということであれば設定の必要はありませんので、 Protect with my own password」をクリックしてチェックをはずします。
  もし他人と共用する場合には、以下のように設定することをお奨めします。
   ・「Protect with my own password」はチェックを入れたままにします。
   ・Password欄に任意のパスワードを入力します。Verify欄にはPassword欄と同じものを入力します。
(b) 「Encrypt to only be useable on this computer」 および 「And only by the current user on this computer」 の2項目は、必ず2つともチェックを入れて下さい。
  設定情報に関する安全性が高まります。
(c) 最後に「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

(12) 認証コードが自動的に再表示されるように設定します。(任意)

WinAuthウィンドウには最初の30秒のみ6桁コードが表示されますが、その後は下のように表示されない状態となります。


そこで、30秒経過しても自動的に6桁コードが再表示されるように設定します。
WinAuthウィンドウの上で右クリックすると以下のメニューが表示されます。
「Auto Refresh」をクリックして下さい。 常にコードが表示されるようになります。


コードは30秒ごとに変わるようになります。

(13) WinAuthを自動的に起動するよう設定をします。(任意)

WinAuthウィンドウ右下の歯車アイコン(設定ボタン)をクリックします。
表示されるメニューにて、下図のようにチェックを入れておくと、パソコンを起動した時に、WinAuthも自動的に起動します。

(14) 手順(6)の多要素認証の設定画面に切り替え、「次へ」をクリックします。

(15) WinAuthアプリで表示されている6桁のコード(数字)を入力します。

以下の画面で、WinAuthアプリで表示されている6桁のコード(数字)を入力します。
入力後、「次へ」が有効になるはずですので、これをクリックします。



以上でWinAuthの認証コードによる認証設定は完了です。

続けて、SMSの認証コードによる認証設定も行う場合は、画面左下にある「別の方法を設定します」をクリックし、「電話」を選択します。
(スマートフォンを機種変更した際、iCloud等のバックアップからデータを復元しても Authenticatorの設定情報は復元されません。
このときの代替の認証方法として SMSの認証コードによる設定も合わせて実施することを推奨します)
手順は「SMS」の「3. 携帯電話番号の登録」の(4)以降をご覧ください。

SMSの認証コードによる設定を実施しない場合はウィンドウの「✕」ボタンをクリックして閉じてください。