6月26日(火)~29日(金)で当研究科の藤岡資正准教授の開講授業「アセアンの政治経済事情」のフィールド研修をタイ・バンコクにて実施しました。
アセアンの政治経済事情では、近年急速に経済成長を果たし、我が国との関わりも深いアセアン諸国の現状と課題を整理し、日系企業のアジア展開について理解を深めていくことを狙いとしています。今回のバンコク・フィールド研修では、実際にアセアンの中心国であるタイの経済成長を体感するために、チュラロンコーン大学サシン経営大学院(Sasin School of Management)教授陣や東南アジア最大規模の財閥であるCPグループが設立したパンヤピワット経営大学(PIM)での英語セッションに加えて、日系企業の課題について企業や関係機関 へのフィールド調査を行いました。
フィールド研修では、グループごとに関心の高い企業(展開したい製品・サービス)を各グループで一社取り上げ、座学で学んだフレームワークを用いながら、実際に現地でそれぞれの企業や国際機関へヒアリング調査をすることで、新興国ビジネスについて理解を深めていくことが目的でした。今回は異なるバックグラウンドを有する各分野の第一線で活躍されている外部講演者(国際機関、実務家、コンサルタント、大学教授等)を招聘し、セッションでの対話を通じて、各グループで設定した研究テーマ及び導出仮題を洗練することができました。
来年度からは、サシン経営大学院からMBAフィールド研修を受け入れるなど、MBSでは海外有力ビジネススクールとの提携を深化させながら海外研修をさらに充実させ、より一層の国際化を志向していきます。
サシン経営大学院学長(中央)とのGroup Photo
MBS学生のプレゼンの様子
サシン経営大学院での講義風景
記念品贈呈
PIMでのGroup Photo
Dinner