経歴
1983年国際基督教大学卒業 株式会社野村総合研究所入社。1988年ノースウェスタン大学ケロッグスクールにてMBAを取得。野村総合研究所ではマーケティングのイノベーションを中心テーマとして幅広い業界でコンサルティングを実施。2000年にサイエント株式会社にてeビジネス立ち上げ支援を経験、2001年に野村総研に復帰、上席コンサルタント。2009年東京工業大学にて博士(工学)知能システム科学専攻。ネットワーク分析・自然言語処理・エージェントシミュレーションを用いて組織やマーケティングについての研究を実施。2009年より立命館大学大学院経営管理研究科教授として「マーケティング」「マーケティングリサーチ」「商品開発」「デジタルマーケティング」等を出講、ゼミに注力。2014年度2015年度は副研究科長、2019年度はケロッグスクールにて客員研究員。出版物に『新しいマーケティングの地図』KADOKAWA 2025(単著), 『コトラーのH2Hマーケティング』KADOKAWA 2021(解説・監訳), 『ブラックマーケティング』KADOKAWA 2019(共著)などがある。小売・メディア・マーケティングリサーチ分野で特許出願多数。
主な担当講義(マーケティング領域)
マーケティング・リサーチ、商品開発、Fundamentals of Marketing、マーケティングデータ解析、Digital Marketing、論文演習Ⅰ、論文演習Ⅱ
受験生・学生へのメッセージ
デジタル化によりマーケティングは、B2Cの大企業のマーケティング担当者のみならずB2B、中小企業、個人にとっても必須の教養・スキルとなりました。また、非マーケティング部門の施策でマーケティング成果を上げると模倣困難な競争優位を築くことが出来ますが、それが出来るのは柔軟なマーケティング思考の出来る経営者に限られます。AI時代、スキルそのものもさることながらビジョンを描く力、創造する力、問題を立てる力、人々をモチベートして組織を動かす力が求められます。新時代に求められる幅広い力を相互啓発・切磋琢磨の中で学ぶ知的&実践的共同体を皆さんと一緒に作りたいと思います。今こそ本気で学びましょう。