明治大学図書館

中央図書館１Fギャラリーでは2024年6月7日より「鵜澤總明と明治大学」展を開催します。

鵜澤總明（うざわ・ふさあき、通称うざわ・そうめい）は、戦前から戦後にかけて10年余りにわたり、本学総長を務めました。総長以外にも現在の明治大学付属明治高等学校・明治中学校長、戦前は法学部長、戦後は初代の学校法人明治大学理事長や明治大学短期大学長などを歴任しました。弁護士を本業とし、大逆事件・血盟団事件など多くの事件の弁護を担当し、極東国際軍事裁判で日本側の弁護団長を務めました。また政治家として貴衆両院の議員を歴任しました。

本展示では、本学の創立140周年記念事業のひとつとして、明治大学史資料センターが進めた鵜澤總明研究の一端を紹介します。本展示をきっかけに、ひろく鵜澤總明の業績や足跡を知っていただければ幸いです。

 

主な展示品は次のとおりです。

『東京帝国大学卒業証書』『第一東京弁護士会からの表彰状』

『法律哲学』原稿　『日本観音教団事件弁論』

（講義録）『法學通論』『法律辭解』『比較法制史』

（著書）『法律と道徳との關係』『洗塵』『老子の研究』

（旧蔵書）『春秋經傳集解』『老子集解』『System der Moralphilosophie』
極東国際軍事裁判（東京裁判）資料：日本側弁護団長・鵜澤の最終弁論 

  

■会期：2024年6月7日(金)～7月4日(木)

　　　　※休館日：6月28日(金）