Meiji University Library

学術成果リポジトリ

明治大学学術成果リポジトリ(Meiji Repository)

リポジトリロゴ明治大学学術成果リポジトリ(Meiji Repository)は, 明治大学において創生された研究・教育成果や知的生産物を収集し,インターネットを介して学内外に情報発信する電子アーカイブシステムです。
本学の教職員及び学生が,この学術成果リポジトリに学術成果を登録することにより,日本のみならず世界に向けて公開することができます。また,Google Scholar,CiNii,WorldCat等の様々なプラットフォームからの検索も可能となっていることから,登録された著作は世界中の研究者に行き渡り,多くの読者を獲得することができます。

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明治大学オープンアクセス方針

本学は,研究成果のオープンアクセス化を推進するため,2019年12月4日に「明治大学オープンアクセス方針」を制定しました。これまで本学は,明治大学学術成果リポジトリを通じて,本学で創生された研究成果を世界に向けて公開してきました。明治大学オープンアクセス方針の制定により,今後,研究成果のより一層のオープンアクセス化を進め,学術研究のさらなる発展に寄与し,社会の持続的発展に貢献していきます。

学術成果リポジトリへの登録方法

学術成果リポジトリへの登録を希望される方は,以下をご確認のうえお申し込みください。

登録できる方

  • 明治大学に在籍する,又は在籍したことのある教職員及び教員が推薦する学生
  • 明治大学に在籍する,又は在籍したことのある教職員及び教員が推薦する学生と共同研究を行った者
  • 図書館長が認めた者

登録対象

  • 学術論文(学術雑誌論文,紀要論文,プレプリント,学会発表論文等)
  • 学位論文(博士論文,要旨集)
  • 教育資料(講義資料,講演資料,歴史的資料)
  • 報告資料(学術報告書,科学研究費補助金研究成果報告書,COE・GP報告書等)
  • その他公開可能な教育・研究成果

学術成果の登録手順 ~登録から公開まで~

※【Step1】【Step2】【Step3】は著者の方の作業,【Step4】は図書館での作業となります。
【Step1】明治大学学術成果リポジトリ運用指針のご確認
登録する前に明治大学学術成果リポジトリ運用指針(PDF)をお読みください。
【Step2】 明治大学学術成果リポジトリ登録・公開許諾書のご記入
「明治大学学術成果リポジトリ登録・公開許諾書」に必要事項をご記入ください。ご記入にあたっては記入方法をご覧ください。なお,学内出版物(紀要類)に掲載された学術成果は,図書館から許諾書をお送りします。ご記入の際には,運用指針中の著作権に関わる事項(共著者への許諾,引用図版・写真の公開許諾等)をご確認ください。

【Step3】 許諾書と学術成果のご提出
  • 公開許諾書の郵送(学内便含む)
  • 学術成果の提出(原則として返却いたしません)

学術成果が電子化(pdfファイルやWordのようなパソコン等で表示できる形態のもの)されている場合 「電子メール(宛先:rep [at] lib.meiji.ac.jp)の添付ファイルによる送信」,または「記録メディアの郵送(学内便含む)」。※メールアドレスは,[at]を@に替えてください。
学術成果が電子化されていない場合 紙媒体をお送りください。冊子は裁断して電子化しますので,返却が必要な場合はお知らせください。
学術成果が学術雑誌・学会誌等に掲載された論文の場合 公開されている出版社版の登録が認められていないことが多いので,著者最終原稿の電子ファイルをご用意ください。 学内出版物(紀要類)については,図書館で入手できますので,学術成果の提出は不要です。
【Step4】 著作権の確認,学術成果物に対する目録(メタデータ)の作成,リポジトリへの登録
著作権の確認,学術成果物に対する目録(メタデータ)の作成,リポジトリへの登録は,図書館で行います。登録の際に図書館から著者の方に問い合わせをする場合があります。
【Step5】 リポジトリへの登録完了
これでリポジトリへの登録が完了です。学術成果が全世界に公開されます。 ご不明な点がございましたら,問い合わせ先にご連絡ください。

公開条件の変更・公開の停止

公開中の学術成果について,公開条件を変更または公開停止を希望する場合は,「明治大学学術成果リポジトリ公開条件変更・停止申請書」に必要事項を記入の上申請してください。

著作権について

 Meiji Repository は著作権を守ります。学術成果は、著者の許諾を得たもののみ登録・公開します。リポジトリに登録・公開されても著作権は移転されません。

研究者の方々へ

 原則として著者の方に、共著者・著作権者に対して許諾を取っていただきますが、図書館で代行することもできます。

  • 著作権が個人にある場合
    著者の一存で公開することができます。
  • 共著者がいる場合
    共著者全員の許諾を得てください。許諾はメール等の文書で取ることをお勧めいたします。
  • 学術成果内に引用図版・写真等がある場合
    著作権者の公開許諾が必要になる場合があります。その場合は公衆送信権の許諾を得てください。
  • 著作権が出版社・学協会にある場合
    多くの出版社が一定の条件の下で、査読後の論文(著者最終稿もしくは出版社版 ※下図参照)の機関リポジトリへの登録を認めています。投稿規程等をご確認ください。投稿規程等に明記されていない場合は、出版社・学協会の雑誌タイトルの著作権ポリシーを図書館で確認いたします。
  • 学術成果が、複数の出版物に公表されている場合
    その出版物名をお知らせください。図書館が出版社に対し、公開許諾の確認・交渉を行います。

※著作権の許諾確認についてご不明な点があれば、図書館までお問い合わせください。

研究者のメリット

新たな発信ルートの獲得

 海外の出版社や学会に向けた手続きから解放されて、所属機関から世界へ向けて容易に学術成果を公表することができます。

学術成果のvisibility(可視性、注目度・知名度)の向上

 学内外に対して、研究の目的・意義・成果を参照できる形で公開することで、研究に対する認知と理解の向上を期待できます。
特に、経済的理由により電子ジャーナルを購読できない機関や民間の研究者にも、自らの学術成果を届けることができます。

教育・研究活動の明確化、学術情報の一元化、ブランド力の向上、知的生産物の継承

 本学の学術研究を促進し、研究者としての社会的責任を果たすことができます。

よくある質問

一般

Q.登録した研究成果はどのように管理されますか?

 登録する研究成果には、どのような論文であるのかという情報(メタデータ)を付与し、検索されやすくします。また、Meiji Repositoryはハンドルシステムを利用して各研究成果に固有の番号を付与し、たとえサーバが変更になってURLが変更されリンク切れが発生しても永続的なアクセスが保障されます。
 ハンドルシステムとはインターネット上に存在するコンテンツを永続的に特定するための識別子(http://hdl.handle.net/10291/*****)のことです。リポジトリ画面上では、「Permalink」と表記されています。

Q.Meiji Repositoryに登録した研究成果にリンクしても良いですか?

 リンクは自由です。ハンドルシステムのアドレスを記述することにより、永続的なアクセスが保障されます。

Q.Meiji Repositoryに掲載されている文献を引用できますか?

 引用の際はURLを明記すれば、冊子体と同様に引用が可能です。URLは、ハンドルシステムのアドレスをご利用ください。

登録

Q.リポジトリへ掲載するファイル形式や種類などの指定はありますか?

  多種多様のファイルを掲載することができます。文書、映像、音楽なども電子ファイルになっていれば登録が可能ですが、ストリーミングの機能はありません。 文書は、基本的にPDFファイルに変換して公開します。但し、ファイルの性質上そのままの形態で公開を希望する場合は、そのままで掲載することも可能です。

Q.研究成果を登録した後に、削除したいときはどうすれば良いですか?

 本ページの 公開条件の変更・公開の停止 を参照し、公開の解除(削除)申請を行ってください。
※博士論文は,原則としてインターネットを利用して公表されることが義務付けられております。博士論文の掲載解除を希望する場合は大学院事務室までお問合せください。

Q.コンテンツの公開に関して条件を設定できますか?

 登録者はコンテンツ登録時に以下の公開条件を設定できます。 

  • 本文は印刷不可:本文(PDF)の印刷を禁止します。
  • 本文は文字選択(コピー)不可:本文(PDF)中の文字を選択したコピー、ペーストを禁止します。但し、通常は本文中の語句全てが検索対象(キーワード)となりますが、文字選択を不可にすると検索対象になりません。
  • 公開日指定:本文(PDF)の公開日(日以降)を指定できます。

著作権

Q.研究業績をMeiji Repositoryで公開することは、著作権法上問題は無いのですか?

 著作権者の許諾があれば、問題ありません。著作権が著者本人にある場合と、出版社や学協会など著者以外に著作権が委譲されている場合があり、これらの著作権者から許諾を得た後、Meiji Repositoryに登録します。
 

Q.登録・公開許諾書に署名することにより、何を許諾したことになるのですか?

 以下の3点についての許諾をいただくこととなります。

  1. Meiji Repositoryに登録すること(複製権)
  2. インターネットで無償公開すること(公衆送信権)
  3. 保存・利用・送信の便宜のために媒体変換を行うこと

※複製権          
Meiji Repository登録時に、サーバ上に電子ファイルを複製する権利
※公衆送信権   登録された電子ファイルを、ネットワークを通じて不特定多数に送信可能な状態にすること

Q.誰が許諾をとるのですか?

 著作権が著者にある場合は、著者の一存で公開できます。共著者がいる場合は、ご面倒ですが了解を得てください。著作権が出版社や学協会にある場合、許諾の確認が困難な場合は、図書館が許諾確認を行います。

Q.Meiji Repositoryに登録すると論文の著作権を移譲したことになりますか?

 研究成果を公開するために必要な許諾をしていただきますが、著作権は移譲せず、著作権者に留保されます。

Q.特許に関わる論文は、登録に際して注意が必要ではないでしょうか?

 論文に特許に関わる情報が含まれているなど、公開に配慮が必要な場合には、公開時期を指定することが出来ますので、登録申請時にお知らせください。また、論文公開可能になった時点でご提供くださってもかまいません。
お問い合わせ先

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