国際日本学部

若手の人気演歌歌手、辰巳ゆうと（２６）さんが「国際日本学実践科目Ｂ」の授業にゲスト講師として参加しました。

この講義は、日本の音楽、とりわけ、ポップ・ミュージックの世界伝播について考察していくものです。今回の授業では、かつては「日本の心」と評された「演歌」をテーマとして学ぶことになり、ゲスト講師として若手の人気演歌歌手である辰巳ゆうとさんを招きました。
授業では、辰巳さんのお話を中心に、演歌を「過去」「現在」「未来」という3つの視点から考察しつつ、「今の若い世代に演歌を馴染みあるものにするためにはどうしたらよいか」などといった意見交換をしました。履修者たちにとって「演歌」は、普段は接することの少ないジャンルの音楽ではありましたが、同世代ながら演歌歌手として一線で活躍する辰巳さんとの交流を通じて、新しい視座を得ていたようでした。

 ＜辰巳ゆうとさんの授業後のコメント＞
今回、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。普段、演歌と触れる機会が少ないと思うのですが、学生の皆さんに演歌の魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです！学生の皆さんの演歌に対する意見や、今後、どうしていくべきかも親身になって考えてくれて、本当に嬉しかったし、僕自身がとても勉強になりました。また、皆さんとどこかでお会いできる日を楽しみにしていると共に、これをきっかけに、少しでも演歌を聴いてくれたら嬉しいです。本当にありがとうございました！

（授業担当教員：原田悦志　兼任講師）