法曹実務は弁護士・裁判官・検察官の三者で異なることから、三者によるオムニバス方式の科目を設置しています。主な科目は次のとおりです。
■ローヤリング
弁護士が行う業務の内、依頼者との面談・相談・説得の技法や、交渉・調停・仲裁等のADR(裁判外紛争解決手段)の理論と実務を、模擬体験を通じて学び、法律実務の基礎技能の修得を目的とする実務基礎科目の一つです。科目の特性上、弁護士である実務家教員が指導にあたっています。
■模擬裁判(民事)
訴訟提起から判決言渡しまでの民事訴訟第1審手続きを模擬的に行う実務基礎科目の一つです。学生は原告代理人役、被告代理人役、裁判官約の3つに分かれ、それぞれの立場で訴訟方針又は審理方針を決定し、主体的に訴訟手続きを進行させます。派遣裁判官や弁護士の実務家教員が当該科目を担当し、受講生の主体性を尊重しつつ、適切な訴訟進行ができるよう、また民事法に関する知識を整理できるよう指導にあたっています。
■模擬裁判・法文書作成(刑事)
受講生を検察官役、弁護人役、裁判官役に分け、実際の事件を素材とした事件記録教材(模擬事件記録)に基づき、それぞれが訴訟方針・審理方針を決定しつつ、主体的に訴訟手続をロールプレイを行います。それにより、現在学んでいる実体法や手続法の知識が、どのような場面でどのように活用するのかを学びます。「模擬裁判(民事)」同様、弁護士や検察官等の実務家教員が担当し、実務的な知見を踏まえた指導を行います。
■法曹実務演習
法律事務所や企業法務部、中央省庁等に一定期間派遣され、法律実務に触れることで、法律が実務でどのように運用されているかを学ぶ「エクスターンシップ(学外実務研修)」科目です。