入学試験は,法学未修者コースでは将来性と多様性に,また,法学既修者コースでは法律学の基礎の修得に重点を置いて実施している。
法学未修者コース一般選抜入学試験では,法律知識を前提としない筆記試験(小論文)を課している。この試験では,法解釈や判例の知識は問われないが,社会生活を営んでいく上での法的センスや人権感覚,論理的思考力などが問われる。
法学既修者コース一般選抜入学試験では,憲法・民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法の5科目について,論述式試験により,法律学の基礎力や論理構成力などが問われる。
いずれのコースについても,書類選考により,学業成績,社会的活動,各種の資格及び法曹としての資質・意欲・将来性を評価する。なお,両者のコースの併願は可能である。
5年一貫型特別選抜入学試験では,法律学の基礎力を問う面接試験により法曹への適性を評価する。また,学部学業成績を重視した書類選考により,学業成績及び法曹としての資質・意欲・将来性を評価する。