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自学自習環境/ローライブラリー

ローライブラリー

 ローライブラリーは法律学に特化した専門図書館であり、法科大学院の学生の学習に役立つ図書・資料を広く網羅しています。外部データベースなど電子媒体で提供されるものについては、情報検索コーナーを使用してアクセスすることができます。また、法律学はもちろん、法情報学に精通した専門職員を配置しており、学生の情報収集をサポートしています。

教育補助講師

教育補助講師

 密度の濃いカリキュラムでの学びを円滑に進めるために用意されているのが、学生の自主学習をサポートする「教育補助講師」制度です。教育補助講師室は14号館大学院学生共同研究室にあり、通常7:00から23:00(月曜日から土曜日)、毎日4名程度(日によって異なります)の教育補助講師が相談にあたります。教育補助講師は本法科大学院修了生を中心とした若手弁護士23名(2022年4月現在)が担っています。担当分野は公法系・民事系・刑事系・展開先端系・法曹実務の各分野にわたっており、未修者・既修者それぞれに対応した相談(個別・グループ)が気軽に受けられます。教育補助講師による充実した相談体制は大学基準協会の「法科大学院認証評価」においても、本法科大学院の長所として高く評価されています。

教育補助講師からのメッセージ

クラス担任制度

  本法科大学院では、全学生を対象にクラス担任制度を設けています。学年によりクラス編成は異なりますが、各クラスに主担任(教員)と副担任(教育補助講師)がつきます(3年次は主担任のみ)。
 毎週、副担任が担当をする補習(ゼミ)は、内容を授業の進度と合わせることで、より授業の理解を深めるとともに、疑問点や理解できなかった部分に関して、時間を空けずに解決できる体制をとっています。さらに、春学期と秋学期それぞれ1回ずつ、全学生を対象に、クラス主担任との面談を実施しています。この面談は、普段の学習についてはもちろん、日々の悩み等についても相談できる場を設けることも目的としています。
 クラス担任制度は、主担任と副担任が協力し、学生の「顔が分かる」、きめ細かなサポートを目指しています。

 

オフィスアワー(学習相談)制度

本法科大学院では、専任教員が授業時間とは別に、面会時間をオフィスアワーとして設け、個々の学習相談に応じています。学生は、個人または複数で、各教員の担当科目や専門分野に関わる学修上の質問をすることができます。全専任教員が対象ですので、自身の履修科目以外の担当教員にも質問できる貴重な機会となっています。

自学自習システム

  本法科大学院では、学習には欠かせない「法令・判例検索データベース」(LLI統合型法律情報システム、TKC法科大学院教育研究支援システム、第一法規法情報総合データベース)に、いつでもどこでもアクセスできるよう、学生一人ひとりにIDを付与しています。
  また、本法科大学院の一部の科目について、授業を撮影した動画をオンラインで配信しています。

TKC法科大学院教育研究支援システム

  学内外のパソコンから、下記のデータベースを使用することができます。
 (TKC法科大学院教育研究支援システム)

・LEX/DBインターネット
・判例タイムズ
・学界回顧
・判例紀要データベース
・現行法令インターネット
・法律時報
・法律文献総合INDEX
・法学資料データ(リンク集)
・私法判例リマークス
・ローレビュー(リンク集)
・判例回顧と展望
・速報判例解説
・公的判例集データベース
・法学セミナーベストセレクション

第一法規 法情報総合データーベース(D1-Law.com)

 学内外のパソコンから、法情報総合データベース(D1-Law.com)を利用できます。
 

LIC主要法律雑誌(LLI判例秘書アカデミック版)

  学内外のパソコンから、判例検索及び主要法律雑誌を検索できます。また、判例から関連する論文・記事、さらに論文・記事で引用された判例などの二次情報にアクセスできます。コンテンツは次の通りです。

・ 判例全文
 (大審院~最新判例)
・ 主要法律雑誌
 (最高裁判所判例解説、判例タイムズ、金融法務事情、ジュリスト、労働判例、金融・商事判例、銀行法務21)

授業動画のオンライン配信について

 本法科大学院の一部の科目について、授業を撮影した動画をオンラインで配信しています。当該科目授業終了後、1週間程度で視聴が可能になるとともに、過去に録画した科目も視聴できます。
 授業直後の復習や基本の確認として利用することを推奨しています。在学生に加えて、入学予定者・修了生も希望者は視聴することが可能です。授業動画はパソコンの他、スマートフォンからも視聴可能で、通学時間などに手軽に視聴することもできます。配信科目は順次追加していく予定です。

国家試験指導センター/法制研究所

 法科大学院生・修了生及び学部生・卒業生の学習を支援する機関として、猿楽町校舎に法制研究所を設置しています。本機関では、若手OB・OG弁護士の実務経験を生かした適切なアドバイスに
より、法曹としての資質・実力を涵養する環境を提供しています。
 設備面では、個人専用の自習席・ロッカー、ゼミ室、教室の他、ネットワーク環境も完備し、来る司法試験受験に向けて集中して学習できる環境となっています。
 指導面では、司法試験合格者やOB・OG弁護士による少人数指導を中心として、外部機関との提携により、様々な司法試験対策講座が配備された学習支援体制を取っており、利用者から大変好評を得ています。

法制研究所HP

Oh-o!Meijiシステム

Oh-o!Meijiシステム

  Oh-o!Meijiシステムは、法科大学院生の教育研究活動と生活を一層効果的なものにする情報システムツールです。クラス・ウェブとポータル・ページの2つのシステムから成り立ち、クラス・ウェブは授業検索・シラバス閲覧・レポート機能など授業の様々な情報にアクセスでき、ポータルページでは、個人別時間割表、成績照会、休講情報・教室変更や事務室からのお知らせなどを確認できます。

明治大学法曹会によるバックアップ体制

 明治大学法曹会とは、明治大学及び明治大学法科大学院出身の裁判官、検察官、弁護士等司法試験合格者を主たる会員として構成される団体です。会員数は全国で約2,000名にも達しており、日本の法曹の活動の中において様々な面で活躍しています。
 明治大学法曹会では、ホームページに司法試験合格体験記を記載して司法試験合格のための情報を提供するとともに、合格者増やカリキュラムの実施内容に関して、法科大学院と定期的に意見交換を行っており、明治大学法科大学院で学ぶ学生を様々な側面で全面的にバックアップしています。
 明治大学法曹会会員の法律事務所は、実務基礎科目群「法曹実務演習1」の「エクスターンシップ」における学生派遣の受け入れ先となり、貴重な実務経験の機会を提供しています。さらに「模擬裁判(民事・刑事)」の中心になっている教員は明治大学法曹会の会員であり、「事実と証明Ⅰ(民事)」「事実と証明Ⅱ(刑事)」「法曹倫理」「ローヤリング」などの実務系科目は、最高裁判所司法研修所の弁護科目教官や元裁判官の明治大学法曹会会員が、実務家教員として情熱をもって指導にあたっており、学生の皆さんの理解を向上させるための教員間におけるカリキュラム策定や改訂に向けた協議も活発に行われています。
 また法制研究所及び法務研究所において具体的な指導を担当している弁護士及び司法試験合格者も明治大学法曹会会員から構成されています。このように充実したバックアップ体制は他の法科大学院には見られないものとして大いに活用されており、本学の特長の一つを構成していると言うことができます。

明治大学法曹会HP

法科大学院修了後の学習支援/法務研究所

 本法科大学院修了生を対象とした司法試験合格を支援する機関として、明治大学法務研究所を設置しています。
 法務研究所では、「修了生指導プログラム」を実施し、法科大学院で学んだ知識を合格に向けてブラッシュアップする機会を提供しています。司法試験終了直後の6月から翌年の11月(次年度の合格発表日)までをワンクールと考えて勉強に取り組めるようにしています。
 「修了生指導プログラム」では、法科大学院教員による司法試験問題解説授業、若手弁護士及び司法試験合格者による指導ゼミ及び答案練習会など、法科大学院修了生に適した学習方法を実践しています。また、遠隔地で学習を継続する修了生には、通信添削等による指導も実施しています。
 設備面では、個人専用の自習席・ロッカー、ゼミ室、教室の他、PCネットワーク環境も完備し、来る司法試験受験に向けて集中して学習できる環境となっています。
 2021年の司法試験では、法務研究所から8名の合格者を輩出しました。明治大学では法科大学院修了生が司法試験合格までたゆまぬ努力を継続するためのフォローアップ体制を整えています。
お問い合わせ先

明治大学専門職大学院事務室(法務研究科)

〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1
アカデミーコモン10階
電話 03-3296-4318~9

窓口取扱時間
平日 9:00~18:00 ,土曜日 9:00~12:30
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