本研究科への進学をご検討されている皆様に,お知らせいたします。
本件研究科では,2023年度から開始される司法試験の法科大学院在学中受験への対応及び法学未修者コース教育の見直しを趣旨として,以下のとおり,2023年度以降入学者を対象としたカリキュラムの改定及び入学試験の変更を行うことを予定しております。
なお,詳細につきましては,今後,本研究科ホームページ,2023年度ガイドブック及び2023年度入学試験要項等を通じて,引き続き,お知らせしてまいります。
1 2023年度一般選抜入学試験(2022年度実施)における変更点
後述のカリキュラムの改定に伴い,法学既修者コースの一般選抜入学試験において,民事訴訟法及び刑事訴訟法の筆記試験を必須とし,憲法,民法,刑法と併せた5科目の筆記試験及び書類選考による入学試験を行います。
これまで実施してきた憲法,民法,刑法の3科目での入学試験及び憲法,民法,刑法に加えて,行政法,商法,民事訴訟法,刑事訴訟法から2科目を選択した5科目での入学試験は廃止いたします。
なお,2023年度一般選抜入学試験の試験時間割・配点等の詳細については,今後,本研究科ホームページ及び2023年度入学試験要項を通じてお知らせいたします。
2 カリキュラムの改定(2023年度以降入学者)
1年次に「民事訴訟法基礎(仮称)」(2単位),「刑事訴訟法基礎(仮称)」(2単位)を必修科目として新設いたします。これにより,1年次教育(法学未修者コース教育)において訴訟法の基礎的知識を修得することで2年次教育との接続性を高めるとともに,司法試験の在学中受験を希望する者においては,早期から訴訟法分野の理解を深める体制を構築いたします。