2013年5月13日(月)にフロリダで開かれた第9回ベスト錯覚コンテスト"Best Illusion of the Year Contest 2013"で、小野隼君(先端数理科学研究科博士前期課程2年)が友枝明保(研究知財戦略機構特任講師・MIMS研究員)・杉原厚吉(先端数理科学研究科特任教授,MIMS所員)と連名で投稿していた錯覚作品「Rotation Generated by Translation」が1位(最優秀賞)に選ばれました。
本コンテストは今年で9回目で,今年は世界中から33件の応募がありました。指導教員である杉原厚吉・先端数理科学研究科特任教授が3年前に受賞した1位(最優秀賞)に続き、最優秀賞のトロフィーがアジアへ渡ります。
なお、入賞した作品等は以下のサイトからご覧になることができます.
9th Annual Best Illusion of the Year Contest
(Best Illusion of the Year Contest 2013)
http://illusionoftheyear.com/
(明治大学:公式キャラクター「めいじろう」も登場します。)
◆Best Illusion of the Year Contest
視覚科学協会(Vision Science Society)の年会のサテライトイベントとして毎年開かれている錯覚の新作を競うコンテスト。
応募作品の中から、専門家による1次審査でベストテンが選ばれ、それがファイナリストとして決勝戦に臨み、1位から3位を競います。
今年のベストテンは、米国6、英国1、オーストラリア1、コスタリカ1、日本1(明治大学)という顔ぶれでした。
決勝戦の結果は、毎年、Nature や Scientific Amerinan などにも紹介され、速報HPには、数百万回のアクセスが殺到するなど、視覚科学の分野では大変注目されている大イベントです。