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先端数理科学研究科

博前期課程2年松岳 高くんがドイツでの国際学会で口頭発表を行いました

2013年11月14日
明治大学

9月25日から27日まで、ドイツのユーリッヒにあるForschungszentrumにて行われた「Traffic and Granular Flow '13」にて、明治大学大学院先端数理科学研究科博士前期課程2年生の松岳 高君が口頭発表を行った。1995年より行われている同会議では、広い意味で「交通」に関する研究が発表される。物理、情報科学、工学と、広範囲を網羅しており、世界でも随一の規模を誇る。この会議ではアブストラクトの事前提出が義務づけられているだけでなく、提出したアブストラクトは査読を受ける。松岳君も所定の手続きを行っており、アブストラクトが受理されている。
松岳君の講演題目は「Effects of an Obstacle Position for Pedestrian Evacuation : SF Model Approach」であり、「人の避難」に対する「障害物の効果」に関する研究発表を行った。講演後の質疑応答では数多くの意見を頂いた。帰国後には、ある参加者から直接メールを受け、研究内容に関して議論を交わした。研究内容は衆目を集め、研究成果を世界に発信することができたと言えよう。今後は研究発表を論文にまとめ、会議のProceedingsとして提出する予定である。
博士前期課程の学生が海外で発表する機会は少ない。ましてや査読付きの学会は格調高く、易々と参加できるものではない。今回の貴重な体験を活かし、松岳君の研究がさらに進展することを願っている。

先端数理科学研究科現象数理学専攻 特任講師 池田幸太(指導教員)

国際会議TGF'13のHP: http://www.fz-juelich.de/conferences/tgf13/EN/Home/home_node.html

本派遣は明治大学大学院生海外研究プログラムの支援を受けました.明治大学では各種研究助成制度で大学院生の研究活動をサポートしています.
大学院各種研究助成制度:http://www.meiji.ac.jp/dai_in/jyosei.html

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