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先端数理科学研究科

【先端数理科学研究科現象数理学専攻】博士前期課程2年の石曽根 毅さんが統計関連学会連合大会のコンペティション講演において最優秀報告賞を受賞

2020年10月09日
明治大学 先端数理科学研究科

石曽根 毅さん石曽根 毅さん

先端数理科学研究科現象数理学専攻博士前期課程2年の石曽根 毅さん(中村和幸研究室)が統計関連学会連合大会のコンペティション講演において最優秀報告賞を受賞しました。

このコンペティション講演は,30歳未満の若手研究者や学部・修士課程(博士前期課程)大学院生を対象として,研究内容とプレゼンテーションの能力を競う企画です。研究内容とともに,研究発表のプレゼンテーションについても評価し,優秀な報告に対して,最優秀報告者1名,優秀報告者数名程度を選考し表彰するものです。

発表内容:「時空間高次元データに対するリアルタイムな状態空間モデル推定」というタイトルで発表を行いました。本発表では,雨量レーダーなどのさまざまな時空間計測データに対する実時間ダイナミクス推定やノイズ除去の実現を目指し,新たに局所空間一様性を導入して構築したLSLOCKアルゴリズムによるリアルタイム状態空間モデル推定について提示しました。また,数値実験や実データへの適用を通じて,手法の有効性を示しました。
本発表は,研究内容・プレゼンテーションの両面において高く評価され,審査対象となった37件の発表の中で最も優秀な発表として,最優秀報告賞を受賞しました。

明治大学大学院