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先端数理科学研究科

【先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻】博士前期課程2年の髙橋 拓さんが第186回 情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において学生奨励賞を受賞

2020年10月15日
明治大学 先端数理科学研究科

髙橋 拓さん髙橋 拓さん

先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻博士前期課程2年の髙橋 拓さん(中村聡史研究室)
が第186回 情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において学生奨励賞を受賞しました。

こちらの賞は、学生による優れた発表に与えられるものとなります。

発表内容:研究のタイトルは「作画ミス発見のためのイラストの部分遮蔽手法の検証」というものです。
イラスト作成を趣味で楽しむひとが増えており、イラスト投稿SNSは一大人気サイトとなっています。ここでイラストを作成して完成した時にはいいものができたと思っているんですが、一晩寝て起きたときに恥ずかしくなってしまうようなミスを発見し、削除したくなるというのはイラスト作成を行う人にとって珍しくありません。こうした問題について、できるだけ早い段階で自身のイラストを客観視し、作画ミスを発見できるようにすることを目的として、髙橋君は研究に取り組んできました。これまで提案してきた、イラストを部分的に隠すことで客観視を促す「部分遮蔽手法」についてイラストを描き観察してもらう実験を実施し、絵の中でつながりを分断するような遮蔽が重要であることなどを明らかにしました。
この手法は、イラストを描くひとを支援することができる、価値の高いものとなっており、現在はこの遮断を自動で行う研究に取り組んでいます。

明治大学大学院