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先端数理科学研究科

【先端数理科学研究科ネットワークデザイン専攻】博士前期課程1年関口珠生さんが電気学会にて2025年電気学会電子・情報・システム部門学生ポスターセッション優秀ポスター賞を受賞

2025年09月08日
明治大学 先端数理科学研究科

先端数理科学研究科ネットワークデザイン専攻博士前期課程1年の関口珠生さん(福山良和研究室)が2025年8月27日~ 8月30日、金沢工業大学で行われた2025年電気学会電子・情報・システム部門大会(2025 Annual Conference on Electronics, Information and Systems, IEEJ)において、2025年電気学会電子・情報・システム部門学生ポスターセッション優秀ポスター賞を受賞しました。
この賞は、若手技術者にふさわしい優秀なポスター発表者に授与されるものです。

受賞論文:関口珠生・福山良和・渡辺拓也・石橋直人・飯坂達也:「ローカルサーチを用いた並列改良型Spider Monkey Optimizationによるエネルギープラント最適運用計画」電気学会 電子・情報・システム部門 PS5-4 令和7年8月27日

近年、地球温暖化の影響が深刻化している。2024年夏の日本の平均気温は統計開始以降、最も高い値となった。この状況に対応するため、大型ビルや工場のエネルギープラントの最適運用が重要となっている。効率的な運用により、エネルギー消費を削減することで、購入費用の削減とCO2排出量削減に寄与する。これにより、施設運営における経済的なコスト削減と、地球温暖化対策の両方に貢献することが可能である。

本論文では、Spider Monkey Optimizationにローカルサーチを導入した手法を提案する。これによりさらなる解の質の向上を期待できる。提案法は、従来の様々な進化計算手法と比較してその有効性を確認した。
 
明治大学大学院