2025年12月5日から12月6日までThe Eighth International Workshop on Smart Power and Energy(第8回スマート電力とスマートグリッド日台国際ワークショップ; SPE2025と略記)が中野キャンパスで開催された。
今回、参加者総数は18名であり、その内訳は本学先端数理科学研究科ネットワークデザイン専攻・総合数理学部ネットワークデザイン学科から5名、本学理工学研究科電気工学専攻・理工理学部電気電子生命学科から4名、中原大学から9名であった。
本ワークショップは本学と協定校の台湾桃園市の中原大学(Chung Yuan Christian University)との共催で2018年から開始された。
このワークショップでは、大学院生が深層ニューラルネットワークや進化的計算のAI、再生可能エネルギー、アクティブ配電自動化、発電機起動停止計画などの観点から、スマート電力とスマートグリッドの分野における新しい研究テーマについて研究発表し、意見交換することを目的としている。
12月5日午前は、港区芝公園の東京電力パワーグリッド株式会社銀座支社にある系統給電指令所、午後は港区高輪の高輪変電所を見学した。12月6日では5件の基調講演(40分)と11件の講演(15分)があった。その中で、基調講演として中原大学副学長のProf. Ying-Yi Hongから「マイクログリッド周波数制御のためのベイズ最適化LSTM-MFPCコントローラー」の先端技術の研究発表が非常に興味深かった。また、日本側の基調講演では明治大学研究・知財戦略機構スマートシティ・イノベーション研究所客員研究員森啓之教授(元総合数理学部教授)の「電力システムにおける量子進化的計算法の最新の技術動向」が最新の量子進化的計算法を概観しており、参加者の興味を誘った。その他にも量子コンピューティンを考慮した進化的計算法について2件の発表があるなど先端的研究発表が活発に行われた。来年開催のSPE2026は中原大学で開催される予定である。