先端数理科学研究科の博士前期課程1年生の土井麻由佳さんと宮下芳明教授が14th International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology (ACE 2017) にてSilverAwardを受賞しました。
本賞は、12月14～16日にイギリスで開催されたACE 2017の参加者によるBest Paper Awardsの投票によって選出されました。
http://ace2017.info/awards/
この研究は、プロジェクションマッピングを活用し、運指別に色分けした弾くべき弦の位置や弾く向き、奏法を表す記号等の演奏支援情報を、筝の弦や龍甲と呼ばれる共鳴胴に直接提示することによって、筝の楽譜が読めず、弦の位置を把握できていない初心者でも、奏法を含めた筝演奏学習を可能にしたものです。実験を行った結果、弦名が書かれた紙を用いた従来の練習方法以上に、モチベーション維持しながら効率よく学習できることが明らかになりました。
論文著者：Mayuka Doi (Meiji University), Homei Miyashita (Meiji University)
受賞論文：Koto Learning Support Method Considering Articulations, ACE 2017, 2017.
