加藤邦拓さん(先端数理科学研究科)、山中祥太さん(理工学研究科修了)、宮下芳明教授(先端メディアサイエンス学科)の論文が情報処理学会論文誌ジャーナル、特選論文に選定されました。
特選論文は、情報処理学会論文誌ジャーナル及びJIP(Journal of Information Processing)に掲載の論文のうち、より多くの研究者が参照すべき論文として選ばれたものです。加藤さんの論文は2018年2月15日公表分に掲載された68本の論文のうち、5本の特選論文の1つとして選ばれました。
受賞となった論文は、3Dプリンタによって作成した複数の導電性の細い柱構造を持つオブジェクトによって、スマートフォンなどのタッチパネル端末のインタフェースを拡張する手法に関する研究でした。なお本研究は明治大学が参画する COI プロジェクト「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会創造拠点」の成果になります。
論文著者:加藤邦拓(明治大学),山中祥太(ヤフー株式会社),宮下 芳明(明治大学)
受賞論文:「2次元のタッチ操作を可能とする3Dオブジェクト」, 情報処理学会論文誌, (2018).