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先端数理科学研究科

【ネットワークデザイン専攻】博士前期課程2年 川口嵩平さんが2018年電気学会産業応用部門大会優秀論文発表賞を受賞

2019年02月25日
明治大学 先端数理科学研究科

先端数理科学研究科ネットワークデザイン専攻の博士前期課程2年 川口嵩平さんが2018年電気学会産業応用部門大会優秀論文発表賞を受賞しました。

この賞は、電気学会部門大会の発表の中から35歳以下の若手研究者に対し,若手技術者にふさわしい優秀な論文に対し,表彰されます。
尚、表彰式は2019年8月21日(水)に長崎大学にて行われます。

受賞論文:川口嵩平・福山良和:「工場における一次エネルギーコスト削減のためのエネルギープラント最適運用計画と最適運用計画の統合」平成30年電気学会産業応用部門部門大会論文5-2 平成30年8月

研究内容:エネルギープラント最適運用計画と最適生産計画を統合し,処理開始時間から全ての処理が終わるまでの生産時間の差(メイクスパン)の最小化と同時に二次エネルギーコストを削減するアルゴリズムを提案する。提案手法は,生産計画問題を主問題,エネルギープラント最適運用計画問題を副問題として新たな階層モデルを構築する。計算時間の高速化のため並列計算を利用し,改良版並列リアクティブタブサーチを生産計画問題に適用する。提案法は,10ジョブ10機械のジョブショップスケジューリング問題及びエネルギープラント最適運用計画問題のベンチマーク問題に適用し,従来法に比較し,解の質を向上できることを確認した。

明治大学大学院