(左から)武井秀憲さん、越後 宏紀さん、阿部花南さん、小林稔教授
先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻の越後宏紀さん(受賞時五十嵐悠紀研究室、現小林稔研究室)、阿部花南さん(小林稔研究室)、武井秀憲さん(小林稔研究室)、小林稔教授、五十嵐悠紀(現お茶の水女子大学)准教授が、情報処理学会インタラクション2022においてインタラクティブ発表賞の表彰を受けました。
この賞は、インタラクション研究の方向性を示し今後の情報処理分野の発展に寄与する優秀な発表をした者に授与される賞で、研究タイトル「ChaChatButton: 聴講者からのフィードバックをリアルタイムに反映するチャットボタン」での受賞となりました。
この研究では、オンラインの発表では聴講者の「なるほど」や「うんうん」といったフィードバックが伝わりづらいという課題に取り組み、パソコンやスマートフォンに表示されたボタンを押すことで、すぐにフィードバックが可能なシステムを提案しています。今回のインタラクティブ発表(デモ発表)では、バーチャルアバターとして発表者を登場させる形態で発表を行いながら、提案したシステムを常時利用可能にすることで、参加者が議論の中で実際に体験できる環境を提供しました。