ノッチおよびカーソル軌跡の例
発表風景
会場の様子
表彰された大塲洋介さん
先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻博士前期課程1年の大塲洋介さん(宮下芳明研究室)が情報処理学会 第199回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において、「学生奨励賞」を受賞しました。
大塲さんは、「ノッチがポインティングの操作時間に与える影響」というタイトルで口頭発表を行い、優秀な発表であったことが認められ受賞に至りました。
本研究では、MacBook Pro(2021)のディスプレイに配置されたノッチ(描画が行われない黒い領域)に焦点を当て、研究を行いました。
そして、特定の状況において、ノッチがマウスでの操作にかかる時間を増加させることを示しました。
また、ノッチによる影響を考慮した操作時間予測モデル(操作にかかる時間を予測できる式)を考案しました。
大塲洋介,宮下芳明.ノッチがポインティングの操作時間に与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-199,Issue.2,pp.1-8,2022.