Go Forward

寄付者メッセージ 校友・父母団体より



日頃より本学をご支援いただき感謝申し上げます。
本学では、個人の方々に留まらず、校友会県単位・地域支部、ゼミナール・研究 室、クラブ・サークル、学部・学科・専攻、仕事や趣味を通じた交流会等、さまざ まな校友・父母・教職員の団体からのご寄付も承っております。団体の皆様からのメッセージをお届けいたします。

明治大学広報第775号(2023年7月1日発行)掲載 校友会東京都西部支部

今なお青春、母校と共に 支部長 小川 廣男

総会記念講演会の講師(川本恭治氏)およびご来賓方と共に(於、紫紺館)撮影・桑野龍輝氏

東京都には県単位支部がなんと5つもあります。東・西・南・北・多摩の5支部です。わが東京都西部支部は渋谷区、新宿区、杉並区、世田谷区、中野区、調布・狛江市の6地域支部で構成されています。この構成地域に何かお気づきになりませんか。そうなんです。これらの地域には明治大学の重要施設が目白押しなんです。そしてまた、学生時代の楽しい思い出、悔しい思い出、青春を謳歌した校舎も合宿所も、はたまた歓喜と落胆ないまぜのあの国立競技場も、ときめきながら待ち合わせた忠犬ハチ公像も、みぃ~んな西部支部のご領内。私たちは卒業しても目を離すことなく、母校の春秋を間近に感じながら学生の活躍にひたすら声をからしております。そのような環境のせいか、なぜか母校の艱かん難なん辛苦もわが事のように感じてしまうのか、また募金しちゃったよという校友に事欠きません。
ところで、今年の西部支部は全国の県単位支部第一番で支部総会の先陣を切りました。それに意味があるの?そう、間違いなくあったのです。昨年はリアルで総会・講演会を開催しました。懇親会こそ遠慮しましたが、「よくぞ対面で」のお声をたくさんいただきました。今年は慎重な周囲の声を冷静に退けて、フルスペックの総会を全国に先駆けて開催。地域支部も続けとばかりに活発な事業計画を復活させて続々開催しております。白雲なびく駿河台と共に、今なお青春を謳歌する我等です。

明治大学広報第774号(2023年6月1日発行)掲載 千葉県東部地区父母会

第二の母校のために 会長 後藤 則子

役員研修会

千葉県東部地区は千葉県の面積の約3分の2、34の市郡から成る父母会です。2023年4月現在の会員数は1549人、うち女子学生は499人となっております。千葉県西部地区の面積の倍以上ですが、会員数は毎年ほぼ同数です。
この3年の間、コロナ禍で父母会活動も制限があり、どのように活動していくべきか悩みましたが、学生たちも同じようにたくさんの制限の中で活動できなかったこと、財政的にも厳しくなっていることを知りました。どのような支援ができるかを役員会で話し合い、活動費の一部から「未来サポーター募金」「教育振興協力資金」それぞれに寄付させていただくこととなりました。少しでもお役に立てていれば幸いです。
コロナ禍は悪い事ばかりではなく、オンラインを活用することも学びました。例えば今までは首都圏11地区のみで行ってきた対面の就職懇談会なども、オンライン開催することで多くの地区の方々にご参加いただくことができたり、新しい事に挑戦することもできました。
やっと日常に戻りつつある今、コロナ禍で学んだ新しい形をうまく活用し、学生たちにも元気に活動してもらい、私たちもそんな学生たちを応援していきたいと思っています。
今後も「第二の母校・明治大学」と「明治大学の学生たち」を応援できる団体でありたい。また私たち父母自身も、父母会活動を楽しみながら行ってまいりたいと思っています。

明治大学広報第772号(2023年4月1日発行)掲載 校友会岡山県支部

全国大会開催で校友会活動を活発化 支部長 木下 唯志

昨年9月に予定していた第58回明治大学全国校友岡山大会は新型コロナウイルスの感染拡大などを考慮し、断腸の思いで中止・延期しました。大会受け入れのため、県内の校友約1700人、6つの地方支部から力強い協力を得ました。
準備に尽力した校友に「お疲れさま」のお礼を込めて、2028年全国大会実現に向けてのキッフオフと位置付けた交流会を大会実施予定日に開き、“明治はひとつ” と大いに盛り上がりました。
全国大会開催を目指し県内の校友会活動を活発化していくことが、明治大学をPR、本校の発展に寄与するものと考えています。今後とも支部や校友個人による本校への寄付に努め、財政的な支援にも取り組んで参ります。

現役学生との集い、を若手OBの発掘・育成に!! 幹事長 芝田 正剛

現役大学生との集い

平成18年、当時の小川健・岡山地方支部長の発案で、現役学生と交流して彼らの岡山での就職活動を応援する会を作りました。以来コロナ禍の3年以外は毎年夏休みのお盆の帰省時期に続けて開催(写真)し、岡山での就職に数名つなげることができました。
毎年岡山をはじめ地方都市から明治大学へ進学する学生は減り続けていて、我々にとって若手OBを発掘し育成するのは喫緊の課題です。岡山に限らず卒業してから地元の地方都市へ帰ってきて親元で就職する学生は少ないですが、必ず一定数はいます。
そういう学生さんを対象にして我々OBが就職活動のお手伝いをして、社会人になったばかりの不安定な後輩をしっかりと校友会が受け止めますから、安心して地元岡山に帰ってきて下さいという信頼関係を学生、父母、OBの関係で構築します。これを毎年積み重ねていき、より多くの若い人達との垣根を下げて、学生時代から校友会との関係を持つようにして校友会へ参加し易くする訳です。
現実に本年2月4日に開催した岡山県支部総会懇親会では、その節は現役学生の集いに招待して下さり有難うございましたと申し出てくれる参加者もいて、やはり継続して良かったと思っています。

明治大学広報第772号(2023年4月1日発行)掲載 埼玉県東部地区父母会

時代の変化に対応しながら 会長 鳥海 由行

端艇部(埼玉県戸田市)

埼玉県東部地区父母会は明治大学の4つのキャンパス(和泉、駿河台、生田、中野)が通学圏内にあるため、会員数が2,182人(2022年4月現在)の大所帯となっております。会員はわが子が明治大学に入学したことをきっかけに、父母会活動を通じて2度目のキャンパスライフを楽しんでいます。
地区内には端艇部(戸田市)と航空部(春日部市)、二つの体育会部活動の拠点があります。そこで、当父母会ではそれぞれの部活動の大会の応援会を開催して、学生さんたちとの交流を図っております。
例えば、航空部とは2022年9月に開催された第25回東京六大学対抗グライダー競技会の応援会で交流を図りました。この応援会では明治大学のパイロットたちの腕前を堪能しただけでなく、機体を見ながらメカニックの説明を受ける機会も設けていただきました。
また、同月に開催された端艇部の全日本選手 権大会にも父母会で応援に行きました。コロナ禍のため応援会が開催されたのは3年ぶりでしたので、一定の制限はありましたが、ゴール前のデッドヒートを楽しめました。
埼玉県東部地区父母会でもコロナの影響を受けて、対面の活動が制限され、zoomを活用するなどの代替策も採られました。確かに、気が滅入ることもありました。しかし、思うような学生生活を送れない子供の悩みを会員同士で相談しあい、支えあいながら過ごせましたので、この時期に父母会の活動に関われたのはまぎれもなく僥倖でした。 
学生の皆さんはコロナの影響や複雑な国際情勢など、多くの社会問題を身近に感じながら学生生活を送られていると思います。こんなときこそ、皆さんが明治大学で学んでいることを糧にして、世の中を「前へ」と推し進めていくことを期待しています。

明治大学広報第771号(2023年3月1日発行)掲載 校友会富山県支部

「明治はひとつ」の体現に向け 支部長 島田 聰



富山県支部は1899(明治32)年に創設いたしました。昨年、120年の 歴史を紐解き、次代に“地方に根差す明大魂”を引き継いでいくために「120年の歩み」を発刊しました。さて、近年は「明治はひとつ」の理念の下、校友のみならず、父母会や学生との交流も深めています。忘年会を2014年から一新し、「ALL明大DAY」と銘打って女性校友「明女会」による文化セミナーや、父母会メンバーも交えた懇親会を開いています。以降父母会との交流が深まり、合同で現役明大生に向けた就職セミナーや、体育会入学予定者の激励会などを実施してきました。支部創設120周年の2019年9月、35年ぶりとなるマンドリン倶楽部富山公演が実現しました。支部と父母会で実行委員会を組織して開催に挑んだところ、オールドファンのみならず若い方も多く来場し、大成功に導くことができました。この後、新型コロナの流行により校友会活動はできなくなりましたが、就学の機会すら危うくなっている地方出身学生を支援したいと、公演の収益金の一部を寄付いたしました。この間、大学ではさまざまな支援策を講じていただいたことに感謝いたします。3年ぶりとなった昨年の支部総会には柳谷孝理事長と北野大校友会長にご来臨いただき、北野会長による公開講演会も開催したところ、予定を大幅に上回る聴講者が来場されました。改めて「明治大学」への期待の大きさを実感し、より一層「明治はひとつ」の体現に向けて結束を固めたいと思っております。

明治大学広報第771号(2023年3月1日発行)掲載 東京都多摩地区父母会

アフターコロナに向かって“前へ” 会長 淺里 純也



東京都多摩地区父母会は3041人の会員が所属し、34人の役員が運営に当たっています。2020年からコロナ禍による活動制限が生じましたが、2022年度は徐々に再開でき、最近では秋季六大学野球応援会、ラグビー関東大学対抗戦(明早戦)応援会等を実施しております。一方で箱根駅伝は残念ながら沿道応援はできず、オンライン観戦を行わざるを得ない等、コロナ禍前と同レベルでの活動は依然難しく、地区運営費の一部について学生たちにどのような支援ができるのかを役員会で協議し、変更や中止となった運営費の一部を寄付させていただきました。2021-22年度としては、「競走部・サッカー部合宿所建設振興資金」「創立140周年記念事業募金」「生田第二中央校舎 建設整備事業募金」「教育振興協力資金」学生の修学継続目的の「学生・教育活動緊急支援資金」を選択いたしました。少しでもお役に立てたら幸甚です。コロナ禍の社会的影響は大きく、アフターコロナとしてニューノー マル(≒新たな当たり前)が確実視されています。学生の皆さまはより敏感にそれを感じ対応すべく、大学の授業や、就職活動等でも積極的にニューノーマルを活用されていて、尊敬の念に堪えません。時代の先端を走ろうとする学生に後れを取ることなく、我々父母会もオンラインや対面のそれぞれのメリットを生かしつつ、最大限明大生の応援と支援に取り組んでまいります。アフターコロナに向かって “前へ”

明治大学広報第770号(2023年2月1日発行)掲載 校友会秋田県支部

『ツナガル』をテーマに 幹事長 大坂 良宏

支部会報で世代を超え「思い出対談」

新型コロナウイルス感染症拡大により、過去3回の支部総会と役員会は Zoomを利用した開催となりました。しかし、秋田県支部校友1600余名に支えられ、過去いくつかの事業に取り組んできました。特に、広い秋田県の北から南まで、いかに連携強化を図るかが大きな課題となっていたので、『ツナガル』をテーマに、上に掲載した『支部会報』の発行や『秋田県支部ホームページ』の開設、『明大女性会議ラウンドテーブル』の設置など、活発な活動を展開してきました。また、支部会則を改め、秋田県父母会会員を校友会特別準会員とし、連携強化を図る取り組みを行っています。これまでも災害支援を行ってきましたが、コロナ禍で学生を取り巻く環境は想像以上に厳しく、暗い影を落としているようです。支部としても、現役学生の就学支援に立ち上がらなければとの思いから、大学に100万円の緊急経済支援を実施しました。かつて、自由民権運動の時代の流れの中にあって、「権利自由」「独立 自治」を掲げ、苦しみながらも権力におもねることなく自立の道を歩む若者たちがいたことは、明治大学で学んできた私たちにとって大きな誇りであり、伝統の校風は今もつながり息づいています。常に新しい風を吹き込み、時代を切り拓いてきた多くの若者たちの精神を心に刻み、いかなることがあろうとも『ツナガル』校風を未来に向けて創り上げていってほしいものです。 

明治大学広報第770号(2023年2月1日発行)掲載 神奈川県東部地区父母会

夢に花、花に風  顧問 阿部 順一



神奈川県東部地区父母会は4758名の会員が所属し、44名の役員が運営に当たっています。通常であれば、スポーツ応援や音楽鑑賞会など幅広く企画を立て、会員同士の親睦を図るところですが、2021年度は新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、対面による活動は難しい状況でした。Zoomを駆使したオンラインイベントにも積極的に取り組みましたが、活動制限による影響は大きく、地区運営費の一部を予算執行できませんでした。この使途について役員会で検討した結果、経済的に困窮している学生の修学継続を支援するための「明治大学学生・教育活動緊急支援資金」および当地区と特に関わりの深いスポーツ団体へのエールを込めて「未来サポーター募金」に寄付させていただくこ とにしました。少しでもお役に立てたら幸甚です。昨年夏の全国高等学校野球選手権大会で優勝した仙台育英高校の監督が仰っていました。~ “青春ってすごく密” なので、でもそういうことは全部『だめだ、だめだ』と言われて、活動していてもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも本当に諦めないでやってくれた~ 私たち父母会の思いも同じです。学生の皆さんには大学生活を完全燃焼してもらいたい。そして、明治大学に在籍して本当に良かったと卒業後に振り返ってもらえるよう、これからも父母会活動にまい進いたします。

明治大学広報第764号(2022年8月1日発行)掲載 校友会沖縄県支部

母校支援のため寄付を継続実施 支部長 宮里 博史

校友会沖縄県支部役員会

沖縄県支部の発足はこれまで正確な記録がなかったため、先輩方からの伝聞で昭和の初期頃としてきたが2019年に発行さ れた「明治大学校友会史」によると1908年12月 発足ということが判明しました。残念ながら古い時代の校友数や、役員名、活動状況などは記録がなく不明ですが、明治、大正、昭和、平成、令和と歴史を重ねて本年で114年を迎えたことになります。現在では支部名簿登録数は910人、県内各分野で校友が目覚しい活躍をしていることは誇りとするところです。  
支部の活動はこの2年間余、新型コロナの影響を受けて控えていますが、収まり次第以前のように活発に活動ができることを期待しております。これに備えて支部委員会規程の制定や委員の配置、グループライン・アドレス登録、支部ホームページの活用などを進めてきました。母校への寄付は10年ほど前から支部として毎年15万円を予算化して実施しています。これは校友会本部から毎年支部総会の開催費用などを支援してもらっているのでお返しに母校へ寄付することにしたものです。大きい金額ではありませんが、支部事業として母校支援を継続することに意義があると思っています。昨今は新型コロナの発生や国際情勢等予測困難な時代となっていますが、在学生諸君には明治大学で学ぶことで、どんな状況でも「前へ」の精神で乗り越えていくことを期待しております。

明治大学広報第764号(2022年8月1日発行)掲載 兵庫県父母会

一歩ずつ「前へ」 顧問 冨田 由美

兵庫県父母会新入生歓迎会 兵庫県父母会新入生歓迎会

兵庫県父母会の会員数は 2022年4月現在212人となりました。兵庫県父母会では2021年度もコロナ禍によ り多くの父母会事業がオンラインでの実施となりました。Zoomを活用しての就職に関する座談会などを開 催し、父母の交流を通じて子どもたちの生活状況や就職活動などの情 報交換を行いました。また、Zoomで箱根駅伝応援会にも参加し、学生の皆さんと共に明治大学を応援するという貴重な経験もしました。子どもたちである学生もこの感染症拡大の影響で、健康管理の徹底、学業やスポーツ、課外活動まで多くの制約がありました。兵庫県父母会では、学生たちにどのような支援ができるのかを役員会で協議し、変更や中止となった事業運営費の一部を寄付させていただきました。学生に身近な支援として、学生の修学継続を目的に設立された「明治大学学生・教育活動緊急支援資金」と、和泉ラーニングスクエア建設などを目 的とする「創立140周年記念事業募金」を選択いたしました。  
コロナ禍で兵庫県父母会も思うような活動ができませんでしたが、 学生の皆さんの頑張っている姿や活躍するニュースを目にする度にこちらも幾度となく励まされました。今年5月からは徐々に対面による活動も再開し、新入生父母歓迎会を開催。6月には父母会総会と大学主催の父母懇談会も、初のハイブリッド方式で開催することができました。秋には対面での懇親会も予定しています。学生の皆さん、グローバルマインドを育む明治大学で素晴らしいキャンパスライフを楽しんでください。私たち父母も活動を楽しみながら、今後も変わらず皆さんを応援していきます。「前へ」!

明治大学広報 募金特別号(2020年9月1日発行)掲載 和歌山県父母会

笑顔の来る日を願って 会長 増田 愉美

2019年11月25日 和歌山県学生交流会

2020年また1年間、明治大学父母会活動 を和歌山県ご父母の皆様と一緒に、いろん な行事を楽しく過ごせると思っていた矢先、新型コロナウイルスが猛威をふるいいつ終息を迎えられるかわからないなか私たち親は、遠く離れてがんばっている子供たちがその影響で修学の機会が奪われてしまうのではないかという不安でいっぱいになっていました。 和歌山県父母会として活動ができない中、子供たちに何かしてあげられることはないのか?なにができるのか?と考えていた時に『学生・教育活動緊急支援資金』が 設立されたことを知りました。  
これだ‼と思い、新型コロナウイルス 感染症拡大防止対策のため開催することができなかった父母会総会をはじめ、中止せざるをえなかった各種行事等に係る運営費用の中から寄付させてもらうことができないか?と役員による話合いを行い、『ぜひ学生さんたちのために役立ててほしい ‼』という意見で一致したことから、寄付を決めさせていただきました。帰省もままならない状態の中、先生方それぞれの工夫 を凝らされたオンライン授業を受けいつも以上のレポート提出にがんばっている子供達のためになればと。今は楽しいキャンパスライフを送ることは難しいけれど、一日でも早くこのコロナが終息を迎え日常生活が戻った時には、またたくさんの学生さんたちの笑顔が見られますことを願っています。
お問い合わせ先

学校法人明治大学 大学支援事務室

〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1
℡03-3296-4057・4059(FAX4366)