このたび、生田キャンパスにおける多様な学びの推進、教育施設の充実を目的とした「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」が始動いたしました。
さて、明治大学は、1950年(昭和25年)、神奈川県川崎市に生田キャンパスを開設し、翌1951年には和泉キャンパスから農学部が移転、1964年には駿河台キャンパスから工学部(現、理工学部)が移転いたしました。開設時には旧陸軍の施設を転用した木造校舎を使用しておりましたが、農学部の第一校舎、工学部の第二校舎と新築し、図書館、中央校舎なども建設しながら、次第に現在のキャンパスを形作ってまいりました。
そして、2025年4月、現在の生田図書館の北側隣接地に、生田キャンパスにおいて11年ぶりの新校舎となる「センターフォレスト」を竣工いたします。教室、図書館、ラーニングコモンズ(総合的な自主学習のための環境)の3つの機能を複合し、現代の社会的ニーズに対応したアクティブラーニングの設備はもとより、これからの教育を見据えた生田キャンパスのハブとなる共用教育棟となります。さらに、キャンパス中心部の外構整備も併せて行い、次世代のキャンパス環境と景観を整備する計画です。
私どもは、自ら切り開く「前へ」の精神を持ち、解決策の道筋を示すことのできる人材を育成し、社会に輩出してまいります。そして、教育研究成果を世界に発信しながら、国際的な水準で評価される大学として発展を目指してまいります。そのために、全ての学生・研究者が先進的な環境下で活動できるよう、育研究環境の整備向上に努力を重ねております。
皆様方におかれましては、本学の取り組みをご理解いただき、ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。