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2017年度 修了生の声

熊谷 豪   法学既修者コース修了

「充実した学習環境での2年間」 

熊谷 豪


 私は2016年4月に明治大学法科大学院の既修コースに入学し,2018年3月に修了,その年の5月に受験した司法試験に合格しました。
 私が明治大学法科大学院に入学してよかったと思うことは,まず,奨学金制度が充実しているということです。法科大学院に通うのが経済的に困難な私にとっては奨学金がなければ法科大学院に通うことができず,司法試験を受験することすらできなかったのですから,この奨学金制度はとてもありがたかったです。
 授業に関しては,特に問題演習系の授業が自分の知識をブラッシュアップするのにとても役に立ちました。問題演習をすることによって自分の理解の不十分さに気づくことができ,それを改善することによって司法試験合格に必要な実力を身に付けることができました。
 具体的な授業の取り組み方についてですが,私は,あまり授業の予習をしないタイプで,課題の内容のわからない部分をチェックするだけにとどめていました。予習は授業を有効に活用するためのものですから,わからない部分は自分で調べるより授業で聴いた方が効率がいいと考えたからです。そして,授業を聴いてもわからなかったことについては,教授に対して個別に質問するなどして疑問を解消するようにしていました。
 また,授業以外の時間では,自習室を利用して勉強していました。在学生には固定の自習席が与えられるため,持ち運びが大変な教材を置いておくこともでき,とても便利でした。
 法科大学院には同じ目標を持った多くの仲間がいます。その仲間と切磋琢磨したことによって,私は司法試験に合格することができました。これから司法試験を受験する皆様も,このような恵まれた環境で勉強することによって,司法試験合格を勝ち取ってください。
 

梅原 嘉成   法学既修者コース修了

「前向きに、そして計画的に」

梅原嘉成

 私は2016年に明治大学法学部を卒業後、明治大学法科大学院の既修者コースに入学、2018年に修了し、同年司法試験に合格しました。

1 明治大学法科大院への進学を決めた理由
 私が明治大学法科大学院への進学を決めたのは、学部生時代の2年間を過ごした御茶ノ水キャンパスへの愛着と学費免除等の経済的な支援が充実していたからです。金銭的負担の多寡と周りの環境は、進学する法科大学院を選ぶ際、非常に重要なファクターであると思っています。なぜなら、司法試験早期合格のためには、勉強以外のストレスを極力減らすことが大事であると考えているからです。

2 明治法科大学院の特徴
 上述の通り、学費免除等の経済的支援が充実していること、教授陣が授業内外を問わず、こちらが納得するまで質問に答えてくださること、補助講師の先生によるゼミなども充実していること、自習室が固定席制であること等、勉強する環境としては最高だと思います。
 また、修了後のサポートも充実しています。法務研究所というのが設けられており、司法試験の過去問を一斉起案しその答案を添削するというコースが用意されています。自分は添削する側での経験しかありませんので、手前味噌になるかもしれませんが、司法試験合格したばかりの人による添削は非常に参考になると思います。

3 司法試験合格の為に大事な事
 法科大学院受験を考えている皆さんは、法科大学院を選ぶ際、当該法科大学院の合格率を重視していると思います。確かに法科大学院に進学する皆さんの目標が司法試験合格である以上、その考えは間違いとは言えません。しかしながら、司法試験の合否を真に分けるのは、受験生個々人が司法試験というものを分析し尽くし、自分が合格するためには何が必要で、何をしなければならないかをしっかり意識して、計画性をもって勉強をすることと、自分は司法試験に絶対に受かるんだという前向きな気持ちを持ち続けられるかだと思います。どんなに合格率の高い法科大学院でも、上述したような計画性と前向きさがない受験生はなかなか合格できないと思います。

 明治大学法科大学院は、司法試験の合格に必要な環境は揃っていますので、司法試験に合格できるかは、その環境を活かせるかどうかだと思います。司法試験受験生の皆さんは、ぜひともこの環境を存分に活用し、計画性と前向きさを忘れずに司法試験合格へ突き進んでください。
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