先端数理科学研究科では、3月9日(木)から3月12日(日)にかけて東広島芸術文化ホールくららで開催された研究発表交流会“The 8th Japan‐Taiwan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics”に参加しました。
当研究科からは、博士後期課程3名(内2名が留学生)が発表を行い、本学院生からは1名が受賞を果たしました。あわせて,当研究科の博士前期課程に入学予定の総合数理学部4年生2名も参加しました。
この研究発表交流会は、他分野と交流できる柔軟性の育成、国際化に対応できる大学院生の育成することを目的に日本と台湾の大学院生を中心とする研究発表の場として開催されるもので、今年で8回目を迎えました。
この研究会において参加者は研究分野の広がりを認識するとともに、自分の研究を客観的にとらえることが期待できます。さらに、全ての研究発表は英語によって行われるため、英語プレゼン能力の育成が期待でき、国際的に活躍できる人材育成にもつながっています。特に当研究科の博士前期課程の大学院生にとっては、各自の研究発表を海外において英語で初めて行う貴重な場ということで、約半年をかけて、英語によるプレゼンの練習を行い、発表当日を迎えました。
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今後も、先端数理科学研究科では「高度で幅広い数理科学的素養を身につけ、様々な現象とのインターフェイスとなって数学と諸科学の掛け橋を構築する力量を持ち、国際的にも活躍できる能力」という学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づいた教育活動を行っていきたいと思います。
本学からの受賞者1名
M. Humayun Kabir (Meiji University, D)
発表タイトル:Modeling of the spread of farmers into a region occupied by hunter-gatherers