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先端数理科学研究科

【先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻】博士前期課程2年の山崎郁未さん、博士前期課程1年の松田さゆりさんが情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において貢献賞を受賞

2023年10月12日
明治大学 先端数理科学研究科

(左)松田さん、(右)山崎さん(左)松田さん、(右)山崎さん

先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻博士前期課程2年の山崎郁未さん、博士前期課程1年の松田さゆりさん(中村聡史研究室)が情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において貢献賞を受賞しました。

この賞は、1年間に異なる3つの研究発表を行ったものに与えられるものになります。

山崎さんの受賞は下記の3件からなるものです。
「Webアンケートにおける不真面目回答削減に向けた回答分類とその検証」「Webアンケートにおける自由記述設問の順番が回答時間と離脱に及ぼす影響のスマートフォン・PC間比較」「自由記述設問の順番とテキストボックスサイズが離脱に及ぼす影響:スマートフォン・PCの比較」
一連の研究は、Webアンケートの諸要素が回答においてどのような影響を与えるかを検証するもので、自由記述の位置や、使用するデバイスなどの影響を明らかにしています。今後は、この研究を発展させ、不真面目な回答が少なくなるようなアンケート設計などを可能にしていく予定です。

松田さんの受賞は下記の3件からなるものです。
「ドレミハンドル:操舵角に応じた音提示手法の複数種のカーブを用いた検証」「爪色の変化によるものの重さの推定に関する基礎検討」「ドレミハンドル:操舵角に応じた音階提示手法のAssettoCorsaを用いた複合的なカーブにおける検証」
ドレミハンドルに関するものは、ハンドルの操舵角によりドレミの音を提示する仕組みにより、スムーズな運転を習得可能とするものです。また、爪に関する研究は、ものを持ったときの爪色変化を使うことで重量を推定するものです。今後は、それぞれの研究を発展させ、日々利用可能な仕組みとして実現予定です。

明治大学大学院