Go Forward

SNS・インターネット利用に関する注意事項

◆SNS等ソーシャルメディアの利用に関して

近年、スマートフォンの普及もあり、インターネットを経由したサービスは便利で身近なものになっております。代表格として上げられるのが、LINE、X、Facebook、Instaguram、Youtube等々実に様々なソーシャルメディアが現代社会において、利用されており、現代人の日常生活に無くてはならないツールとなっております。
しかし、誰でも手軽に利用できるということで、大きなトラブルを生む危険性もはらんでおります。大学生においても、SNS等を通じて、友人関係が破綻したり、トラブルに巻き込まれたりするケースが後を絶ちません。
SNS・インターネット利用上の注意を確認し、安全なソーシャルメディア活用を心掛けるようにしましょう。

1.個人情報の保護とプライバシー設定の重要性



まず、画面の向こう側には、皆さんの知り合いだけでなく、不特定多数の人が確認できてしまうということを強く意識してください。SNSで氏名、住所、電話番号等個人が特定されてしまう
情報を公開することのリスクを考えてみてください。

氏名、住所が特定されてしまうとどうでしょう?あなたのことを好意に思っている人間がストーカーをすることも否定できません。電話番号を知られると、振り込め詐欺のターゲットや自分が考えてもいないところで電話番号を悪用され、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。

そのような被害に合わないためにも、個人情報の保護とプライバシー設定の重要性を学生一人一人が認識する必要があります。




2.不審なリンクやアカウントに注意

SNSを利用していると、突然、不審なリンクや広告が表示されたりすることがあるかと思います。
そういった広告や不審なリンクを興味本位でクリックすることは止めましょう。クリックした瞬間にウイルス感染し、個人情報等が抜き取られてしまうこともあります。
身に覚えのないURLやアカウントは開かないようにすることが賢明です。
親しい友人等信頼できる相手なのか、企業公認の公式サイトであるのか等気を付けておくと安全です。

3.SNS上での誹謗中傷・いじめに関して

SNSでは、誰もが自由に自分の思いを発信できる反面、内容によっては、他者を傷つけてしまうケースもあります。
昨今、SNS上で個人を誹謗中傷するような内容を書き込み、いじめに繋がるケースが多発しています。SNS上での誹謗中傷やいじめについては、被害者のメンタルに大きな影響を及ぼすだけでなく、法的な問題へと発展する恐れもあります。加害者にも被害者にもならないためにも、SNSを正しく利用することが大切です。

SNSで根拠のない悪口等を投稿すると、名誉棄損罪や侮辱罪等の罪に問われるケースもあります。自ら投稿するだけでなく、再投稿等で拡散した場合も同じです。
匿名だからと言って、何を言っても良いという訳ではありません。匿名であっても、投稿者を特定することは技術的に可能です。
軽い気持ちで投稿すると、後に思わぬトラブルに発展する可能性もありますので、注意しましょう。

参考リンク集
あなたは大丈夫?SNSでの誹謗中傷 加害者にならないための心がけと被害に遭ったときの対処法とは? | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

4.SNSを利用するにあたって



SNSは大学生にとっては、友人関係の構築やサークル・アルバイトの情報を取得、就職活動での使用、と人間形成の場において無くてはならない、最大のコミュニケーションツールになります。
上述で紹介したような危険もはらんでいますが、SNSを上手く活用することで得られるメリットは豊富にあります。
SNSを利用する際は、しっかりとリスクを把握した上で、適切に使用するようにしてください。