Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

ガバナンス研究科
(公共政策大学院)

【公共政策大学院】行政の問題解決のための全体最適セミナー『重要だけど緊急でない問題を先送りしないためには』の開催(6月16日開催)

開催期間:2018年06月16日~2018年06月16日
明治大学 専門職大学院事務室

行政の問題解決のための全体最適セミナー
『重要だけど緊急でない問題を先送りしないためには』
日程:2018年6月16日(土)10:00~17:00
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー2階1022教室【アクセスマップ】
協力:全体最適の行政マネジメント研究会

 厳しい経済環境、そして限られた予算の中で、いかに国民に優れたサービスを提供していくか。 行政につきつけられた、この厳しい課題は、近年ますます大きくなってきてい ます。行政に対する批判がますます強くなる中、さらに仕事は複雑・多様化してき ています。その中で、限られたリソースで、国民の方々に、優れた行政サービスを提供するためには、優れたマネジメント力が求められています。これまで、行政の世界では、そうしたマネジメント能力を身につけ、さらに 向上させるという
 問題意識はあっても、それを学ぶ機会は必ずしも十分ではなかったのではないかと考えられます。

当セミナーは、世界最高水準の全体最適のマネジメントサイエンスであるTOC※(Theory Of Constraint)を使い、参加者の方々が持っている現実の問題を解決していくことで、実践的なマネジメント力が身に付くことを目指しています。

今回のテーマは、「重要だけど緊急でない問題を先送りしないためには」です。重要な問題なのはわかっている。でも、毎日の仕事、特に緊急案件に忙殺され、結果的に、重要な案件がつい先送りされてしまうことは、行政のみならず、一般の仕事でも、人生においても、珍しいことではないかと・・・。それが後日、火を噴いてしまい、重要なものが緊急になり、さらに大きな問題になってしまう。「あー! あの時にやっておけば・・・」と思っても後の祭り。

「先送り」
行政特有の言葉と一般に思われがちですが、行政のみならず、一般でも決していい響きはありません。「先送り」の結果、重要なものが緊急になってしまって、取り返しのつかない問題に発展することになってしまうことにもなりかねません。

今回は、「重要だけど緊急でない問題を先送りしないためには」をテーマにワークショップを行いたいと思っています。TOCには、こういった問題を解決するパワフルな方法があります。シンブルで使いやすい。しかも人の本質を考え抜いたゴールドラット博士ならではの、方法論を学んでいただければと思っています。恒例のように実際の問題を取り上げてワークショップを行いますので手法を学ぶだけでなく、どうやって議論を進めて行くか実践的に学びが得られるワークショップにできればと思っています。


※TOC(制約理論):全体最適を実現するために、制約に集中して マネジメントすることで解決策を導く理論体系です。イスラエルの物理学者、エリヤフ・ゴールドラット博士によって開発されました。

参加申込:下記URLからお願いします。
   https://www.kokuchpro.com/event/20180616tocgyousei/

問合せ:同事務局 mail@tocgyousei.org
参加費:無料