Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

ガバナンス・ネットワーク

ガバナンス・ネットワーク概要

  明治大学ガバナンス・ネットワークとは

明治大学ガバナンス・ネットワーク(以下「本会」という。)は、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科を修了した後でも、修了生が最新の研究や政策の動向にふれながら研究を継続し、ガバナンス研究科を基点として政策連携を発展させるため、20065月に設立された、修了生を中心に構成する同窓会組織です(旧名称「ガバナンス政策研究ネットワーク」)。

20244月にガバナンス研究科創設20周年を迎え、1,000人超の修了生を擁することになったことを節目として、本会をガバナンス研究科修了生全体を包括する同窓会であることの位置づけを明確にし、修了生間のより一層のネットワークの強化と本会活動の機動性の確保をはかるため、202410月に組織の再編が行われました。これにより、本会は、修了生を正会員とし、顧問にガバナンス研究科長を迎えるとともに、現役生、ガバナンス研究科の先生方や退任された先生方をそれぞれ準会員、特別会員、名誉会員として迎えることとなり、いわゆる「ガバナンス・ファミリー」として修了生・大学・現役生との間の学びの連携や交流をますます深めていくことができるようになりました。

*組織再編前の修了生は、みなし正会員とし、上記内容を御確認をいただいた後、正会員として登録します。修了生の皆さまには、会則等を御確認の上、以下のフォームから正会員の名簿登録への御協力をお願いします。なお、本会は任意で退会することができます。

 

明治大学ガバナンス・ネットワーク会則及び関連規定集

明治大学ガバナンス・ネットワーク会員登録フォーム

https://drive.google.com/file/d/11ESEwi0w92b3qZsHthTa0wEjGo2TZ6sT/view?usp=drivesdk




https://forms.gle/1sfjojtrSwxgMTGh8

ガバナンス・ネットワーク幹事長挨拶

  御挨拶

修了生の皆さん。こんにちは。この度、組織再編後の新生第Ⅰ期の幹事長を拝命した鈴木です。どうぞよろしくお願いします。

さて、ガバナンス研究科を修了後、修了生の皆さんは、様々な社会問題の解決に向けて活躍されてきたと思います。その一方、著しく変化を続ける社会情勢においては、新たな社会的課題が発生し、公共政策の分野でも数多くの研究や模索が絶えず続けられており新たな知見も生まれています。

この情勢の中、もっと知りたい、もっと学びたい、ガバナンス研究科で得た知識や能力をさらに磨きたい更新したい、仲間たちや先生方ともう一度議論したい。このような気持ちを修了生の皆さんならば誰でも一度は持った経験があるのではないでしょうか。

こうした修了生の“渇望”に応え、修了生がいつでも帰れる場を提供しているのがガバナンス・ネットワークです。ガバナンス・ネットワークは、同期生やゼミ生の枠を超えて、先輩や後輩、先生方や大学、現役生からなる「ガバナンス・ファミリー」を具現化した常設的な組織であり、修了した後でも新たな知見を学び交流し合えるプラットフォームです。年1回の交流イベント「ガバナンス・フェスティバル」(旧ホームカミングデイ)をはじめ、修了生の要望に応えた学びの場を企画し提供していきます。

また、このガバナンス・ネットワークは、ガバナンス研究科の先生方と専門職大学院事務室の協力をいただきながら修了生(幹事)により運営されています。単なる同窓会の枠を越えて、公共政策に係る知見をいつでも学べるインフラとして、飛躍的かつ持続的に発展していくためには、修了生の皆さんの参加と協力が不可欠です。幹事一同、みなが参加したいと思えるイベントを全力で企画・運営していきますので、修了生の皆さんもこんなイベントに参加したいなどの御要望を是非お寄せください。あわせて組織の足固めのための会員登録(会員登録フォームから)への御協力もお願いします。

そして、ガバナンス研究科を修了し新たに仲間に加わることになった皆さん。この度は、修了おめでとうございます。これから訪れる修了後の寂しさや物足りなさ、いわゆる「ガバロス」を埋めることができる場がガバナンス・ネットワークにはあります。是非、幹事と一緒にイベントの企画運営に参加してみませんか。気軽に声をかけてください。

最後になりますが、いつも多大な協力をいただいている先生方と専門職大学院事務室の職員の皆さま方々、そしていつも一緒に本会の運営に尽力してくれる修了生幹事の仲間に感謝の気持ちをお伝えします。

2025101

明治大学ガバナンス・ネットワーク幹事長 鈴木克洋(12期、田中秀明ゼミ)

ガバナンス・ネットワーク今後の予定

 【速報】

2025年ガバナンス・フェスティバル」(旧ホームカミングデイ)は、20251012日(日)、明治大学アカデミー・コモンにて開催することが決定しました!

※詳細は、順次掲載していきます。乞うご期待。

 

ガバナンス・ネットワークこれまでのイベント

 これまでに開催された主なイベントは、次のとおりです。

  2024929日(日):ガバナンス研究科創設20周年記念行事(通称 ガバフェス);創設20周年記念行事実行委員会(教職員・修了生・在学生で構成)主催

1部:記念講演

テーマ​「ガバナンスのこれまでとこれから-専門職研究科の創設を背景に」

講 師:中邨章氏(明治大学名誉教授)

2部:ワークショップ ※括弧内は主査

共通テーマ「地域の暮らしや命を守るガバナンス」

グループ1「人材不足に直面した公務員の人材育成とは?」(出雲明子教授)

グループ2「人口減少における行政経営」(田中秀明教授)

グループ3「『居場所』の可能性~草の根からのガバナンス~」(長畑誠教授)

グループ4「過疎化は本当に問題なのか?」(西出順郎教授)

グループ5「ガバナンスをぶっ壊せ!」(松浦正浩教授)

グループ6「地域ガバナンスにおける中間支援組織の役割と機能~ネットワーク・マネジメントを深掘りする」(源由理子教授)

グループ7「行政のデジタル化:ここが失敗こうすれば成功」(湯淺墾道教授)

創設期修了生有志メンバー企画「ガバ研創設期の回顧とこれまで」(中邨章明治大学名誉教授、山下茂名誉教授)

3部:祝賀会(懇親会)

20231014日(土):ガバナンス研究科ホームカミングデイ2023(懇親会)

20221030日(日):ガバナンス研究科ホームカミングデイ2022(研究発表会「その後のガバナンス」)

発表者:伊藤明江氏(青山ゼミ)、鈴木克洋氏(田中ゼミ)、辻亜紀氏(北大路ゼミ)、久井裕美氏(長畑ゼミ)、文田康博氏(長畑ゼミ)

2019922日(日):第2回ガバナンス研究科ホームカミングデイ(懇親会)

2018923日(日):第1回ガバナンス研究科ホームカミングデイ(懇親会)

201792日(土):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:鈴木克洋氏(田中ゼミ)、高木超氏(源ゼミ)、初谷賢一氏(青山ゼミ)、古川雅章氏(青山ゼミ)

201693日(土):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:岩瀬賢信氏(青山ゼミ)、嶋根一正氏(青山ゼミ)、文田康博氏(長畑ゼミ)、グエン・ホアン・タオ氏(Nguyen Hoang Thao)(北大路ゼミ)

201596日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:大内彩香・山口悦子氏(北大路ゼミ)、鈴木孝行氏(青山ゼミ)、永田裕一氏(源ゼミ)、西尾基宏氏(青山ゼミ)

201497日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:石黒登氏(源ゼミ)、上田望氏(青山ゼミ)、内田直之氏(青山ゼミ)、清水陽一朗氏(北大路ゼミ)、林香織氏(北大路ゼミ)

201292日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:飯田直子氏(青山ゼミ)、池田実氏(北大路ゼミ)、津賀正晶氏(源ゼミ)、山本博之氏(青山ゼミ)

201194日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:五十嵐哲也氏(源ゼミ)、川﨑修一氏(市川ゼミ)、正田洋氏(青山ゼミ)、渡辺絵美氏(青山ゼミ)

201096日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:荒居詩織氏(北大路ゼミ)、村主英明氏(青山ゼミ)、田村琢実氏(青山ゼミ)、原田逸郎氏(源ゼミ)、松岡正純氏(牛山ゼミ)

200996日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:田中彰氏(源ゼミ)、鈴木学秀氏(青山ゼミ)、大井岳夫氏(青山ゼミ)、植木智子氏(北大路ゼミ)、和田耕司氏(笠ゼミ)

2008921日(日):研究発表会「その後のガバナンス」

発表者:江川陽史氏(村上ゼミ)、沖田郁雄氏(北大路ゼミ)、金井聡氏(青山ゼミ)、久保善慎氏(中邨ゼミ)、山田則人氏(笠ゼミ)、横尾拓哉氏(市川ゼミ)

2008525日(日):2008年総会・研究会

テーマ「地方財政の現状と課題」

講 師:木内征司氏(政府地方財政審議会委員)

20071223日(日):研究発表会

テーマ「ガバナンス研究科修了生による公共政策研究発表会-その後のガバナンス」(これ以降「その後のガバナンス」の名称で定着)

20071111日(日):講演会

テーマ「GLAGreater London Authority)及びEUの環境施策」

講 師:David Hutchinson

2007630日(土):2007年総会・研究会

テーマ「第2次分権改革をどう見るか」

講 師:辻山幸宣氏((財)地方自治総合研究所所長)

2007317日(土):研究会

テーマ「自治体再構築」

講 師:松下圭一氏(法政大学名誉教授)

2006722日(土):研究会

テーマ「これからの自治体経営」

講 師:穂坂邦夫氏(地方自治政策研究所代表、前志木市長)

2006527日(土):設立総会・研究会

テーマ「どうなる道州制-地方制度調査会答申の内容を中心として」

講 師:門山泰明氏(総務省自治行政局行政課長)

ガバナンス政策研究ネットワーク会報

毎年、修了生や教員の論稿、シンポジウム記録等を掲載した会報誌を発行しています。

2016年3月発行のNo.11より、オンラインジャーナルとしてPDF公開となりました。閲覧用パスワードは、会員の皆様に、大学より郵送等で通知致します。※住所変更等の場合、ガバネットとともに、大学にもご連絡ください。

卒業生による公共政策研究発表会 -その後のガバナンス-

2017年9月2日(土)

  • 鈴木克洋(田中ゼミ)「地方財政のガバナンス-地方財政対策から-」
  • 高木超(源ゼミ)「参加型評価の活用による開発援助効果の持続性に関する一考察-フィリピンにおける国際協力NGOによる評価を事例として-」
  • 初谷賢一(青山ゼミ)「老朽マンションの終末期問題への提言とその後」
  • 古川雅章(青山ゼミ)「その後の民泊」

2016年9月3日(土)

  • 文田康博(長畑ゼミ)「地域再生における新たなコミュニティ形成と企画の役割—地域経営についての考察—」
  • 岩瀬賢信(青山ゼミ)「魅力と活力のある虎ノ門地区の形成に向けて —回遊性と地域力の両面から考える—」
  • 嶋根一正(青山ゼミ)「地域力を活かした循環型社会づくり」
  • グエン・ホアン・タオ(Nguyen Hoang Thao)(北大路ゼミ)「ベトナムにおける児童保護システムの課題」
    • ※グエン・ホアン・タオさんは、ベトナムからの留学生で、今回、日本語で発表を行います。

2015年9月6日(日)

  • 大内彩香・山口悦子(北大路ゼミ)2名による合同発表「職員の職場・職務選好からみる自治体組織ホワイト企業化の可能性—「働きやすさ」と「働きがい」が両立した組織の実現を目指して—」「地方自治体女性職員の管理職登用はなぜ進まないのか—キャリア形成に影響するものとは」
  • 鈴木孝行(青山ゼミ)「中小企業の成長過程とそのガバナンス-創業から業界NO.1企業への軌跡の批判的検証」
  • 永田裕一(源ゼミ)「マルチステークホルダーによる地域開発の可能性—農村地域におけるソーシャル・キャピタルの活用」
  • 西尾基宏(青山ゼミ)「2020年東京オリンピック・パラリンピックとまちづくり-江東区の現状と課題・対応策-」

2014年9月7日(日)

  • 石黒登(源ゼミ)「地域コミュニティの形成における行政の関わり ~社会関係資本をどのように捉えたか~」
  • 上田望(青山ゼミ)「保育政策の問題点と今後の方向 ~特別区の保育所待機児童解消に向けた提言~」
  • 内田直之(青山ゼミ)「神田の伝統・文化からまちの再生を考える ~まちづくりへの提言とその課題~」
  • 清水陽一朗(北大路ゼミ)「東京都心部の震災対策の現状と課題 ~東京都港区の事例を中心として~」
  • 林香織(北大路ゼミ)「地域コミュニティ再構築を実現するマネジメント力 ~コミュニティ・マネージャーの要件~」

2012年9月2日(日)

  • 飯田直子(青山ゼミ)「東京スカイツリーと協治(ガバナンス)によるまちづくり」
  • 池田実(北大路ゼミ)「地方における行財政改革と官民協働の果たす役割について~鎌倉市を例に探る~及びその後の活動について」
  • 津賀正晶(源ゼミ)「CSRを通じた企業の社会貢献活動が社員に与える影響について~社員意識調査からの一考察~とガバナンス研究科修了後の活動についての報告」
  • 山本博之(青山ゼミ)「「東京都心のエリアマネジメントの課題と可能性」その後の取組み」

2011年9月4日(日)

  • 五十嵐哲也(源ゼミ)「国際ボランティアは必要か?~青年海外協力隊事業について考える~」
  • 川﨑修一(市川ゼミ)「都市景観における景観法の効果とその限界」
  • 正田洋(青山ゼミ)「墨田区における「協治(ガバナンス)によるまちづくり」~寄付による住民参加の可能性~」
  • 渡辺絵美(青山ゼミ)「多重債務問題とその対策」

2010年9月6日(日)

  • 荒居詩織(北大路ゼミ)「戦略的な健康増進政策の策定および展開に関する研究「四日市市を事例としたヘルスリサーチライブラリーの提案」~リサーチペーパーの執筆過程とその後のガバナンス~」
  • 村主英明 (青山ゼミ)「「街なか居住の推進による中心市街地の再生方策の検討」~生まれ故郷をモデルに、現地調査、アンケート調査等を通じて取り組んだ成功例のないテーマのRP、そして卒業後の活動、今後の展望など~」
  • 田村琢実(青山ゼミ)「「市町村合併の検証と自治制度のあり方」~さいたま市の事例からみる地域ガバナンスの考察~」
  • 原田逸郎 (源ゼミ)「「地方自治体と企業による対外経済交流事業」~行政と企業の連携による地方経済発展の可能性に向けた取り組み~」
  • 松岡正純 (牛山ゼミ)「「自治基本条例制定過程における「市民参加」に関する一考察」~リサーチペーパーの概要と執筆経験からのメッセージ~」

2009年9月6日(日)

  • 田中彰(源ゼミ)
  • 鈴木学秀(青山ゼミ)
  • 大井岳夫(青山ゼミ)
  • 植木智子(北大路ゼミ)
  • 和田耕司(笠ゼミ)

2008年9月21日(日)

  • 江川陽史(村上ゼミ)
  • 沖田郁雄(北大路ゼミ)
  • 金井聡(青山ゼミ)
  • 久保善慎(中邨ゼミ)
  • 山田則人(笠ゼミ)
  • 横尾拓哉 (市川ゼミ)

そのほかの活動記録

○2008年5月25日(日)
《第1部》ガバナンスネットワーク総会 午後1時30分~午後1時50分
《第2部》研究会テーマ「地方財政の現状と課題」 午後2時~午後4時
講師:木内征司氏(政府地方財政審議会委員)

○2007年12月23日(日)
テーマ「ガバナンス研究科卒業生による公共政策研究発表会 —その後のガバナンス—」

○2007年11月11日(日)
David Hutchinson氏による講演会 【GLA(Greater London Authority)及びEUの環境施策】

○2007年6月30日(土)2007年総会
研究会テーマ 「第2次分権改革をどう見るか」
講師:辻山幸宣氏((財)地方自治総合研究所所長)

○2007年3月17日(土)
研究会テーマ 「自治体再構築」
講師:松下圭一氏(法政大学名誉教授)

○2006年7月22日(土)
研究会テーマ 「これからの自治体経営」
講師:穂坂邦夫氏(地方自治政策研究所代表、前志木市長)

○2006年5月27日(土)設立総会
研究会テーマ 「どうなる道州制-地方制度調査会答申の内容を中心として」
講師:門山泰明氏(総務省自治行政局行政課長)