Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

ガバナンス・ネットワーク

ガバナンス研究科創設20周年記念行事を開催いたしました

全体会の様子

 ガバナンス研究科は929日、修了生・在学生・教職員有志で構成される実行委員会が主体となって企画した研究科創設20周年記念行事(「ガバフェス」)を終日にわたって駿河台キャンパスアカデミーコモンで開催した。第1部では記念講演、第2部はワークショップ、そして第3部では記念祝賀会が行われ、約160名の修了生、在学生、教職員が参加した。

午前の第1部では、中邨章名誉教授により「ガバナンスのこれまでとこれから—専門職研究科の創設を背景に」と題して、ガバナンスの概念と研究科創設の背景についての講演が行われた。午後の第2部では、「地域の暮らしや命を守るガバナンス」を共通テーマに、研究科教員がファシリテーターを務めて修了生、在学生が議論する8つのワークショップが行われた。

ワークショップのテーマは、「人材不足に直面した公務員の人材育成」、「人口減少における行政経営」、「草の根からのガバナンスの視点での居場所の可能性」、「過疎化は本当に問題なのか」、「ガバナンスをぶっ壊せ」、「地域ガバナンスにおける中間支援組織の役割と機能」、「行政のデジタル化:ここが失敗 こうすれば成功」、「研究科創設期の回顧とこれまで」というガバナンスや公共政策に関わる多岐にわたる論点を表すものとなった。その後の全体会で、それぞれのワークショップで行われた議論を紹介し、それぞれの内容をすべての参加者が共有した。

 第3部の記念祝賀会では、黒澤睦副学長、吉村孝司専門職大学院長の祝辞と市川宏雄名誉教授(初代研究科長)の乾杯の挨拶の後、退任された教員も加わり、教員、修了生、在学生が旧交をあたためた。最後に研究科修了生のネットワークを強化していくことをお互いに確認し、校歌斉唱をもって盛況のうちに閉会した。(専門職大学院事務室)

ガバナンス研究科創設20周年記念行事(終了いたしました)

9月29日(日曜日)修了生・在学生対象に「ガバフェス」の開催について(終了いたしました)

(以下イベントは、おかげさまで盛会のうちに終了いたしました。ご参加、ご協力、ご支援をいただきました皆様、ありがとうございました。)

ガバナンス研究科は2004年4月に誕生し、2024年4月に創立20周年という大きな節目を迎えることが出来ました! そこで、記念すべき本年においては親睦会(ホームカミングデー)のみならず、記念講演やワークショップなど様々なコンテンツを用意し、ガバナンス研究科を最大限に盛り上げていく予定です!
 
現在実行委員会メンバーにて企画を鋭意検討中です!リンク先のページも更新してまいりますので、ブックマークして随時アクセスし内容をチェックくださいませ。
 
1期生〜21期生、教授陣の垣根を超えて、ガバナンス研究科を共に盛り上げていきましょう! 
 
​ガバナンス研究科創設20周年記念行事実行委員会
※創設20周年記念行事実行委員会のホームページは教職員、修了生、在学生で構成される実行委員会で運営されております。同ホームページを通じたご連絡は、実行委員会で共有されます。
専門職大学院事務室へのお問い合わせは、別途、ガバナンス研究科代表メールアドレスまでお願いいたします。

ガバナンス研究科ホームカミングデー2023

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科は、2006年3月に初めての卒業生を送り出しました。本研究科は、日本における、行財政改革、公共サービスの多様化などの状況変化の中で、政策指向の公務員や政治家を育成すると共に、公共サービスの新しい担い手であるNPOのメンバー,公共サービスに参入する民間企業に働く人々など、まさにガバナンスの担い手が集い、豊かで住みやすい日本社会の創造に資することを目的としてきました。その目的を達成するためには、在学生の努力や研究科そのものの創造的発展が求められることはいうまでもありませんが、同時に卒業生がガバナンス研究科での研究成果をふまえ、職場などで一層の活躍をしてもらうことが期待されます。

そうした皆さんが、ガバナンス研究科を卒業した後でも、最新の研究動向や政府・自治体の動きにふれ、またネットワークを維持すると共に、学年を超えた同窓の出会いを生み出す場が必要であると思います。そこで、卒業生が研究を継続し、ガバナンス研究科を基点として政策連携を発展さるため「明治大学ガバナンスネットワーク」を設立いたしました。ガバナンス研究科の卒業生は、このネットワークを通じて、大学とのつながりを維持することでその資源を活用し、政策研究の向上と公共サービスの新しい展開について、学び続けることができます。また、大学-卒業生の連携によりガバナンス研究の発展そのものをめざします。多くのみなさんが、こうした活動の趣旨にご賛同頂き、参加頂ければ幸いです。

ガバナンス政策研究ネットワーク会報

毎年、修了生や教員の論稿、シンポジウム記録等を掲載した会報誌を発行しています。

2016年3月発行のNo.11より、オンラインジャーナルとしてPDF公開となりました。閲覧用パスワードは、会員の皆様に、大学より郵送等で通知致します。※住所変更等の場合、ガバネットとともに、大学にもご連絡ください。

ガバナンス研究科ホームカミングデイ

ガバナンス研究科の修了生が大学の近況にふれ、懐かしい恩師や同級生・在学生との交流・親睦を深めるための機会として、明治大学ガバナンス・ネットワーク主催でホームカミングデイを開催しています。

ガバナンス研究科ホームカミングデイ2023開催(10月14日)のご案内

イベントフライヤー <クリックで拡大表示>

この度、2023年度のガバナンスホームカミングデーの開催が決定しました。
昨今のコロナ禍において、大人数の会合等が開催できていませんでしたが、今回久しぶりに立食を交えた交流会となります。 
コロナ禍の影響で、特に15期~17.5期の出来なかった謝恩会を行う為大変意味のある会になります。 
それ以前にご卒業された先輩方、18期以降の卒業生、在校生の皆様にも是非お越し頂ければ頂ければと考えております。
また、企画の一環として、「今こんな事やってますPRコーナー」を実施します。
今自分が携わっている事や関心のある事柄など、発信できるコーナーとなりますので、お気軽にご参加下さい。
 ※参加者は当研究科に在籍している又は在籍していた学生及び教員並びにその関係者に限ります。 予め、ご了承ください。 
 ・日時 
 2023年10月14日(土)16:00~18:00 
 ・場所 
 明治大学駿河台キャンパス 
 リバティタワー17階学生食堂スカイラウンジ暁 
 ・参加費 
 5,000円(当日会場にてお支払い下さい)
 ・参加申し込み方法 
 チラシに記載しているURLもしくはQRコードを読み
 取り、Googleフォームに参加の旨を記入して下さい。
 ・お申し込み〆切 
 2023/9/30(土)

卒業生による公共政策研究発表会 -その後のガバナンス-

2017年9月2日(土)

  • 鈴木克洋(田中ゼミ)「地方財政のガバナンス-地方財政対策から-」
  • 高木超(源ゼミ)「参加型評価の活用による開発援助効果の持続性に関する一考察-フィリピンにおける国際協力NGOによる評価を事例として-」
  • 初谷賢一(青山ゼミ)「老朽マンションの終末期問題への提言とその後」
  • 古川雅章(青山ゼミ)「その後の民泊」

2016年9月3日(土)

  • 文田康博(長畑ゼミ)「地域再生における新たなコミュニティ形成と企画の役割—地域経営についての考察—」
  • 岩瀬賢信(青山ゼミ)「魅力と活力のある虎ノ門地区の形成に向けて —回遊性と地域力の両面から考える—」
  • 嶋根一正(青山ゼミ)「地域力を活かした循環型社会づくり」
  • グエン・ホアン・タオ(Nguyen Hoang Thao)(北大路ゼミ)「ベトナムにおける児童保護システムの課題」
    • ※グエン・ホアン・タオさんは、ベトナムからの留学生で、今回、日本語で発表を行います。

2015年9月6日(日)

  • 大内彩香・山口悦子(北大路ゼミ)2名による合同発表「職員の職場・職務選好からみる自治体組織ホワイト企業化の可能性—「働きやすさ」と「働きがい」が両立した組織の実現を目指して—」「地方自治体女性職員の管理職登用はなぜ進まないのか—キャリア形成に影響するものとは」
  • 鈴木孝行(青山ゼミ)「中小企業の成長過程とそのガバナンス-創業から業界NO.1企業への軌跡の批判的検証」
  • 永田裕一(源ゼミ)「マルチステークホルダーによる地域開発の可能性—農村地域におけるソーシャル・キャピタルの活用」
  • 西尾基宏(青山ゼミ)「2020年東京オリンピック・パラリンピックとまちづくり-江東区の現状と課題・対応策-」

2014年9月7日(日)

  • 石黒登(源ゼミ)「地域コミュニティの形成における行政の関わり ~社会関係資本をどのように捉えたか~」
  • 上田望(青山ゼミ)「保育政策の問題点と今後の方向 ~特別区の保育所待機児童解消に向けた提言~」
  • 内田直之(青山ゼミ)「神田の伝統・文化からまちの再生を考える ~まちづくりへの提言とその課題~」
  • 清水陽一朗(北大路ゼミ)「東京都心部の震災対策の現状と課題 ~東京都港区の事例を中心として~」
  • 林香織(北大路ゼミ)「地域コミュニティ再構築を実現するマネジメント力 ~コミュニティ・マネージャーの要件~」

2012年9月2日(日)

  • 飯田直子(青山ゼミ)「東京スカイツリーと協治(ガバナンス)によるまちづくり」
  • 池田実(北大路ゼミ)「地方における行財政改革と官民協働の果たす役割について~鎌倉市を例に探る~及びその後の活動について」
  • 津賀正晶(源ゼミ)「CSRを通じた企業の社会貢献活動が社員に与える影響について~社員意識調査からの一考察~とガバナンス研究科修了後の活動についての報告」
  • 山本博之(青山ゼミ)「「東京都心のエリアマネジメントの課題と可能性」その後の取組み」

2011年9月4日(日)

  • 五十嵐哲也(源ゼミ)「国際ボランティアは必要か?~青年海外協力隊事業について考える~」
  • 川﨑修一(市川ゼミ)「都市景観における景観法の効果とその限界」
  • 正田洋(青山ゼミ)「墨田区における「協治(ガバナンス)によるまちづくり」~寄付による住民参加の可能性~」
  • 渡辺絵美(青山ゼミ)「多重債務問題とその対策」

2010年9月6日(日)

  • 荒居詩織(北大路ゼミ)「戦略的な健康増進政策の策定および展開に関する研究「四日市市を事例としたヘルスリサーチライブラリーの提案」~リサーチペーパーの執筆過程とその後のガバナンス~」
  • 村主英明 (青山ゼミ)「「街なか居住の推進による中心市街地の再生方策の検討」~生まれ故郷をモデルに、現地調査、アンケート調査等を通じて取り組んだ成功例のないテーマのRP、そして卒業後の活動、今後の展望など~」
  • 田村琢実(青山ゼミ)「「市町村合併の検証と自治制度のあり方」~さいたま市の事例からみる地域ガバナンスの考察~」
  • 原田逸郎 (源ゼミ)「「地方自治体と企業による対外経済交流事業」~行政と企業の連携による地方経済発展の可能性に向けた取り組み~」
  • 松岡正純 (牛山ゼミ)「「自治基本条例制定過程における「市民参加」に関する一考察」~リサーチペーパーの概要と執筆経験からのメッセージ~」

2009年9月6日(日)

  • 田中彰(源ゼミ)
  • 鈴木学秀(青山ゼミ)
  • 大井岳夫(青山ゼミ)
  • 植木智子(北大路ゼミ)
  • 和田耕司(笠ゼミ)

2008年9月21日(日)

  • 江川陽史(村上ゼミ)
  • 沖田郁雄(北大路ゼミ)
  • 金井聡(青山ゼミ)
  • 久保善慎(中邨ゼミ)
  • 山田則人(笠ゼミ)
  • 横尾拓哉 (市川ゼミ)

そのほかの活動記録

○2008年5月25日(日)
《第1部》ガバナンスネットワーク総会 午後1時30分~午後1時50分
《第2部》研究会テーマ「地方財政の現状と課題」 午後2時~午後4時
講師:木内征司氏(政府地方財政審議会委員)

○2007年12月23日(日)
テーマ「ガバナンス研究科卒業生による公共政策研究発表会 —その後のガバナンス—」

○2007年11月11日(日)
David Hutchinson氏による講演会 【GLA(Greater London Authority)及びEUの環境施策】

○2007年6月30日(土)2007年総会
研究会テーマ 「第2次分権改革をどう見るか」
講師:辻山幸宣氏((財)地方自治総合研究所所長)

○2007年3月17日(土)
研究会テーマ 「自治体再構築」
講師:松下圭一氏(法政大学名誉教授)

○2006年7月22日(土)
研究会テーマ 「これからの自治体経営」
講師:穂坂邦夫氏(地方自治政策研究所代表、前志木市長)

○2006年5月27日(土)設立総会
研究会テーマ 「どうなる道州制-地方制度調査会答申の内容を中心として」
講師:門山泰明氏(総務省自治行政局行政課長)