Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

ガバナンス研究科
(公共政策大学院)

【公共政策大学院】全体最適で行政の問題解決を推進するセミナーのご案内(12月8日開催)

開催期間:2019年12月08日
明治大学 ガバナンス研究科

全体最適で行政の問題解決を推進するセミナー 2019
「お金を使わず知恵って」日本をよくする行政の取り組み一挙大公開!

  • 日程:2019年12月8日(日)10:00~17:00
  • 場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー9階1096教室【アクセスマップ】
  • 協力:全体最適の行政マネジメント研究会

 私たちの日常を取り巻く問題には、 貧困や待機児童など様々な問題がり、それらの多くは、民間で扱えない長年未解決問題す。だからこそ行政の役割があるわけですが、行政の仕事はますます複雑・多様化し、様々なステークホルダー・しがらみが絡み、問題を解決することは、さらに困難となりつつあります。財政も一層厳しくなり、行政にかかわる現場の危機感はますます大きくなってきているのは言うまでもありません。これらの問題の解決には、行政と民間がともに知恵を出して協力することが必要になっています。 こうした中、全体最適の問題解決力を学び、行政問題を解決し、目覚ましい成果を出す取り組みが始まっています。行政、民間の参加者が、全体最適のマネジメント理論TOC(制約理論)を活用し、「お金を使わず知恵を使って」を合言葉に、日本をよくするために知恵を出し合い、問題解決に取り組んでいます。

 今回のワークショップテーマは、「負の連鎖をいかに断ち切るか」です。組織において長年未解決の問題は、ほとんどの場合、負の連鎖が起きていることが多いのが特徴です。それは、長年未解決の問題の奥底にあるコアの問題が様々な問題を噴出させ、それがさらに次の副作用を引き起こし、それがコアの問題をより深刻にして行くという構造があるからです。

 様々な問題が引き起こされているので、その対処に明け暮れているとより問題を深刻にしていきます。なぜならば、表面の問題に対処しても根本の問題がなくならない限り、問題は解決しないからです。

 そういう中で現場はますます忙しく、問題はさらに増えてくることで現場の頑張りにも関わらず、思ったような成果がでないことが続きますます現場のモチベーションを下げてしまうことになりかねないのが問題の深刻さをますます加速していきます。

 こうした一見複雑に見える問題の中に負の連鎖の構造とコアの問題を明かにして、解決する方法がTOCにはあります。シンプルなので、日常でも簡単に活用でき、しかもパワフル。今回は、TOC流の「負の連鎖」の解消方法を、実践で学んでいただきます。

 今回も、具体的な事例も盛りだくさん。きっと充実した楽しい一日になろうかと思っています。


※TOC(制約理論):全体最適を実現するために、制約に集中して マネジメントすることで解決策を導く理論体系です。イスラエルの物理学者、エリヤフ・ゴールドラット博士によって開発されました。


参加申込:下記URLからお願いします。
https://www.kokuchpro.com/event/20191208tocgyousei/

問合せ:同事務局 mail@tocgyousei.org 参加費:無料