Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

【公共政策大学院】笠先生ご逝去から1年 改めて心より哀悼の意を表します

ガバナンス研究科専任教授であった笠京子先生が急逝されてもうすぐ一年となります。 一年前はコロナ禍で春学期開始が遅れ、オンライン授業の準備等で混乱していた時期でした。急な報せに、私たち研究科の教職員すべてが呆然としました。前の学期終了時には元気なお姿を見せられていたので、本当に突然のことでした。

笠先生はガバナンス研究科創設時から専任教授として加わり、研究科の基幹科目である行政学や公共政策研究、英語科目のGovernance StudiesやIntergovernmental Relations等を担当されました。行政学の研究者として素晴らしい業績を上げられるとともに、授業やゼミ指導においては、真摯に学生と向き合い、厳しくも温かく指導されてきました。日本で数少ない、社会人を主対象とした公共政策系専門職大学院であるガバナンス研究科に大きな貢献をされたと思います。

ご逝去から一年が経ち、行政学の後任となる教員が着任しました。笠先生のお元気な姿を今も心に抱きつつ、残された私たちで研究科をさらに発展させていく所存です。 改めて深く哀悼の意を表します。

2021年4月 ガバナンス研究科を代表して
研究科長 長畑 誠