Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

【公共政策大学院】夏休み特別講義のご案内(9月7日から9月12日開催)

 たくさんのご参加ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症拡大のため、ほぼすべてがオンラインとなった春学期もあと少しとなりました。ガバナンス研究科では、コロナ禍のなかで頑張っておられる研究科在学生と修了生の皆さまの継続的な学びを支援するため、下記のように「夏休み特別講義」を企画しました。夏休み中のため修得単位にはなりませんが、研究科現役教員に加えて、研究科創設以来多大な知的貢献をされてこられた3名の名誉教授からもご講義をいただけることになりました。公共政策に関わる多様な分野に関する最新の研究・実践の成果をお届けいたしますので、皆さまぜひご参加ください!


概要

実施期間 2020年9月7日(月)から9月12日(土)
実施形態 オンラインのライブ講義配信
但し大学の活動制限レベルによっては在学生のみ対面での受講可とします。その場合の教室はアカデミーコモン内となります。詳しくは実施2週間前にお知らせします。今般の都内における新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑み、オンラインのライブ講義配信のみで実施いたします。(8月25日更新)
対象 ガバナンス研究科在学生、修了生及び新入生(2020年9月入学予定者)
参加費 無料
参加登録 事前申込要(各講義前日の午後3時を締切とします。)
備考 講義日前日に、申込いただいたメールアドレスあてにZoomの接続アドレスをお知らせします。接続アドレスに関する情報が講義当日の15時までに届いていない場合(迷惑メールフォルダ等も確認願います。)は、下記問合せ先までご連絡をお願いいたします。

オンライン配信受講推奨環境(PC、スマートフォン等)

受講推奨環境を見る(←クリック)
インターネット 有線、Wifi、データ通信(3G以降)
パソコン(OS)
  • MacOS 10.7以降
  • Windows10、8または8.1、7
スマートフォン・タブレット
  • iOS
  • Android
  • Winsows8.1を搭載したSurface PRO2、Windows10を搭載したSurface PRO3
ブラウザ
  • Windows:IE7+、Firefox、Chrome、Safari5+
  • Mac:Safari5、Firefox、Chrome、Safari5

講義タイトル及びスピーカー紹介

9月7日(月)19:30–21:00「ウィズコロナ時代の地域コミュニティ」長畑誠専任教授

公共政策大学院ガバナンス研究科の長畑誠教授 長畑誠 専任教授

長畑誠教授
ガバナンス研究科専任教授/研究科長

東京大学法学部卒、上智大学大学院修士課程修了。在学中からNGOの活動に関わり、卒業後、特定非営利活動法人シャプラニールの職員として活動。その後、国際協力NGOセンター調査研究員を経て、2004年に仲間とともにNPOを設立(一般社団法人あいあいネット)、同会代表理事。住民主体の地域づくりや自然と共生した暮らしの創出、コミュニティ・ファシリテーションをテーマに、日本国内の地域やインドネシア、ベトナム等で活動。JICA(国際協力機構)の研修員受入事業のコースリーダーや技術協力プロジェクトの短期専門家も務めている。特定非営利法人アジアコミュニティセンター21理事。

9月8日(火)19:30–21:00「テロ対策とガバナンス~オリンピックを見据えて」小林良樹特任教授

公共政策大学院ガバナンス研究科の小林良樹特任教授 小林良樹 特任教授

小林良樹教授
ガバナンス研究科特任教授

早稲田大学博士(学術)、 ジョージワシントン大学修士(MIPP)、香港大学修士(MIPA)、トロント大学修士(MBA)。1987年、東京大学法学部卒業後に警察庁入庁。在香港日本国総領事館領事、在米国日本国大使館参事官、内閣情報調査室審議官等として主に国際テロ対策等安全保障関連業務に従事。また、福岡県警捜査第二課長、埼玉県警警務部長、高知県警本部長として第一線の警察行政にも従事。さらに、慶應義塾大学総合政策学部教授、ハーヴァード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員として学術研究にも携わる。2019年3月、内閣官房内閣審議官(内閣情報調査室・内閣情報分析官)を最後に退官。同年4月より現職。あわせて防衛大学校の非常勤講師等も務める。専門はインテリジェンス、テロリズム、社会安全等。

9月9日(水)19:30–21:00「「地域共生社会」実現に向けてー課題と展望ー」岡部卓専任教授

公共政策大学院ガバナンス研究科の岡部卓教授 岡部卓 専任教授

岡部卓教授
ガバナンス研究科専任教授

日本社会事業大学卒、明治学院大学大学院修士課程修了。その後、自治体職員として福祉業務に携わる。日本社会事業大学・日本社会事業学校教員、東京都立大学(現・首都大学東京)大学院助教授、教授、社会行動学専攻長、人文科学研究科長を経て現職。社会福祉制度を中心として研究・社会的活動を行う。日本社会福祉学会理事、社会保障審議会福祉部会委員、生活保護基準部会委員や東京都特別区人事厚生組合指定管理委員会委員長、個人情報保護審議会委員、東京都社会福祉協議会理事など各種審議会・委員会委員などを務めている。

9月10日(木)19:30–21:00「公益団体の評価とコレクティブ・インパクト」源由理子専任教授

公共政策大学院ガバナンス研究科の源由理子教授 源由理子 専任教授

源由理子教授
ガバナンス研究科専任教授、明治大学副学長

国際基督教大学卒。アメリカ国際経営大学院修士課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程(人間行動システム専攻)修了、博士(学術)。国際協力事業団(現国際協力機構、JICA)等を経てマネジメント・コンサルティング業務に従事。その間、JICA・世界銀行・NGO等におけるマネジメント及び評価制度・手法の調査研究を数多く手がける。また近年は、日本の自治体やNPOにおける評価制度構築、社会福祉政策、文化政策の評価手法開発研究にも携わる。文部科学省政策評価に関する外部有識者会議委員、外務省ODA評価有識者委員、JICA事業評価外部有識者委員、日本民間公益活動連携機構専門家会議委員、日本評価学会理事。

9月11日(金)19:30–21:00「ガバナンス・マネジメントとマネジャーの役割」北大路信郷名誉教授

公共政策大学院ガバナンス研究科元教授、明治大学名誉教授の北大路信郷教授 北大路信郷 明治大学名誉教授

北大路信郷教授
明治大学名誉教授、株式会社政策情報システム研究所 代表取締役、明治大学プログラム評価研究所 客員研究員

1948年東京生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科修了。フィリピン共和国アテオネ・デ・マニラ大学講師、自治大学校付属の地方自治研究資料センター研究員、静岡県立大学経営情報学部教授を経て、2004年から2018年まで明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授。専門は公共経営論、政策評価論、公共品質経営論、など。十数年にわたり静岡県のアドバイザーとして品質経営の導入と活用を指導した。現在は総務省の政策評価に関する有識者会議座長、総務省契約監視会座長、など国・地方の経営改革関係の公職に就いている。

9月12日(土)13:00–15:00「現代公共政策の主要論点…保健福祉と都市基盤、国と自治体、議会と執行機関」青山佾名誉教授

公共政策大学院ガバナンス研究科元教授、明治大学名誉教授の青山佾教授 青山佾 明治大学名誉教授

青山佾教授
明治大学名誉教授

1967年都庁職員。都市計画局課長,高齢福祉部長,政策報道室理事等を経て1999年~2003年東京都副知事(財政,都市構造,危機管理,防災等を担当)。2004~2018年明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授。2008~2009年コロンビア大学客員研究員。博士(政治学)。現在明治大学都市政策フォーラム代表,都市調査会代表、東京都農業会議会長、令和防災研究所長,後藤新平の会代表,東京都人事委員会委員長。主著:『世界の街角から東京を考える』(藤原書店)、『東京都知事列伝』(時事通信社),『都市のガバナンス』(三省堂)など。

9月12日(土)15:30–17:00「大都市政策—理想と現実~なぜ乖離するのか」市川宏雄名誉教授

公共政策大学院ガバナンス研究科元教授、明治大学名誉教授の市川宏雄教授 市川宏雄 明治大学名誉教授

市川宏雄教授
明治大学名誉教授、大都市政策研究機構理事長

1947年東京生まれ。早稲田大学建築学科卒業。ウォータールー大学大学院博士修了(Ph.D.)。富士総合研究所主席研究員を経て1997年明治大学政経学部教授。明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長(2004年~2018年)、明治大学専門職大学院長(2008年~2016年)。現在、日本危機管理防災学会会長、日本テレワーク学会会長。30年以上にわたり東京研究を続け、著書は『新・東京進化論』幻冬舎2019年、『都市のエクリチュール-都市と国土の四半世紀-』千倉書房2018年など30冊以上。専門は大都市政策、災害と危機管理、世界都市ランキングなど。

お問い合わせ先

明治大学専門職大学院事務室(ガバナンス研究科)

※事務局へのお問い合わせはEメールでお願いいたします。
Email: gabaken■mics.meiji.ac.jp (■を@に変更のうえ、ご連絡ください。)