Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

【専門職大学院ガバナンス研究科】シンポジウム「持続可能な地域のためのトランジション」の開催(9月24日開催)

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)は、9月24日(日)に、シンポジウム「持続可能な地域のためのトランジション」を対面・オンラインのハイブリッド形式で開催いたします。

 人口減少・少子高齢化や人為的気候変動など超大規模の政策課題への持続可能な対応には、新しいガバナンスを導入するプロセスを管理する上位のガバナンス、つまりメタ・ガバナンスの視点が必要です。ガバナンスの入れ替えは近年「トランジション」と呼ばれ、現場の実践からの拡大波及を通じたボトムアップのトランジションを加速させる「トランジション・マネジメント」と呼ばれるメタ・ガバナンスが、オランダを中心に10年以上試行されています。今回のガバナンス研究科シンポジウムでは、この「トランジション」に着目し、トランジションの理論と欧州の最新動向を理解したうえで、国内の事例に着目し、今後の持続可能な地域づくりに必要となるメタ・ガバナンスのありかたを議論します。

皆様のご参加をお待ちしております。


概要

日時 2023年9月24日(日)14時から16時
場所 明治大学駿河台キャンパスグローバルホールでのご参加、または、ご自宅等インターネットに接続できる環境(WEB会議システムZOOMウェビナーで実施)でのご参加
対象 本学学生および一般の方
定員 会場100名、ウェビナー200名(先着順)
参加費 無料
参加登録 事前申込要
内容
  • 開会挨拶
    • 長畑 誠(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長)
  • 基調講演「日本における持続可能な地域社会の再構築に向けたトランジション」
    • 松浦 正浩(明治大学専門職大学院ガバナンス研究科専攻主任・専任教授)
  • 基調講演「欧州におけるトランジションの最新動向」(ZOOM参加)※日英同時通訳あり
    • ダーク・ローバック氏(オランダ・エラスムス大学教授)
  • パネルディスカッション「持続可能な地域社会の再構築に向けたトランジション」
    • ■パネリスト
    • 古川 拓也 氏(一般社団法人共感結社モルタル(長崎県)、ガバナンス研究科修了生)
    • 但野 謙介 氏(小高パイオニアビレッジ(福島県)、元南相馬市議)
    • ■モデレーター
    • 松浦 正浩(明治大学専門職大学院ガバナンス研究科専攻主任・専任教授)
使用言語 日本語(日英同時通訳も部分的にあり)
備考 イベント開始時間前にZOOMウェビナー会場にアクセスすると待機室に接続します。開始時刻になり次第、自動的にウェビナー会場へ切り替わります。
 

オンライン配信受講推奨環境(PC、スマートフォン等)

受講推奨環境を見る(←クリック)
インターネット 有線、Wifi、データ通信(3G以降)
パソコン(OS)
  • MacOS 10.7以降
  • Windows10、8または8.1、7
スマートフォン・タブレット
  • iOS
  • Android
  • Winsows8.1を搭載したSurface PRO2、Windows10を搭載したSurface PRO3
ブラウザ
  • Windows:IE7+、Firefox、Chrome、Safari5+
  • Mac:Safari5、Firefox、Chrome、Safari5

登壇者紹介・パネリスト

ダーク・ローバック 氏(オランダトランジション研究所、エラスムス大学 教授)

ロッテルダム・エラスムス大学のオランダトランジション研究所 ディレクター 兼 同大学の社会科学部の社会経済トランジション担当教授。ローバック氏は、持続可能な開発のための新しいガバナンスの形態としてのトランジション・マネジメント研究の第一人者で、100を超える論文を出版しており、政府、企業、市民社会の数多くのトランジション・プロセスにアクションリサーチャーとして関与。欧州内外で講演多数。
 

古川 拓也 氏(一般社団法人共感結社モルタル、ガバナンス研究科修了生)

16.5期(2021年)修了。出身地である長崎県をフィールドに「新しい当たり前」を創るべく動き回ることがライフワーク。(一社)共感結社モルタルを創設し、会社員・起業家・スーパー関係人口という三足の草鞋を履き、地域のありたい姿を、当たり前に語り、実行する空間を生み出すべく奔走中。
 

但野 謙介 氏(小高パイオニアビレッジ、元南相馬市議)

南相馬市出身。一橋大学卒業後、NHK記者、大手PR会社を経て、株式会社Huberを起業し取締役に就任。東日本大震災の直前、2010年10月には、28歳で南相馬市議にトップ当選。現地で未来志向の震災復興に取り組み、2017年にはForbes Japan誌「スーパー首長・議員」10人に選ばれる。現在は、(一社)パイオニズム理事として、原子力災害により6年間の避難を強いられた南相馬市小高区の未来志向の取り組みを先導。
 

登壇者紹介・モデレーター

松浦 正浩 (明治大学専門職大学院ガバナンス研究科専攻主任・専任教授)

東京大学工学部土木工学科卒、マサチューセッツ工科大学都市計画修士、Ph.D.(Urban and Regional Planning) 。(株)三菱総合研究所研究員、東京大学公共政策大学院特任准教授を経て、2016年4月より現職。政府や地方公共団体の合意形成、交渉分析、トランジション・マネジメントに係る委員、研修講師等を歴任。2023年7月に『トランジション 社会の「あたりまえ」を変える方法』(集英社)を上梓。

シンポジウムフライヤー

専門職大学院ガバナンス研究科シンポジウムフライヤー 画像をクリックで拡大表示されます。専門職大学院ガバナンス研究科シンポジウムフライヤー(裏面)

オンライン研究科説明会(進学検討者向け)のご案内(同日12時30分開始)

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)に正規生、科目等履修生(単科生)としてご入学を検討されている方を対象に、オンラインオープンキャンパス(WEB会議システムZOOMを利用)を開催します。当日は、研究科の概要説明と現役の学生を交えた在校生座談会を行います。ご関心のある方は、シンポジウムとあわせてご参加いただき、ガバナンス研究科の魅力や雰囲気を直接体験してください。

お問い合わせ先

明治大学専門職大学院事務室(ガバナンス研究科)

※事務局へのお問い合わせはEメールでお願いいたします。
Email: gabaken■mics.meiji.ac.jp (■を@に変更のうえ、ご連絡ください。)